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凝縮相における反応のダイナミックスの理論的研究に従事。主要な研究業績は以下の通り。
「発生とその仕組み」、「現代の生物学」、「生物学24講」 共著 「発生生物学」朝倉書店 「現代の発生生物学-英語論文セミナー」共編 「発生のしくみがみえてきた」岩波書店 「分子発生生物学」裳華房 他多数
強相関電子系での電子相転移現象とその応用学理の研究に従事してきた。たとえば、光誘起相転移現象、巨大光非線形物質、電子型高温超伝導体、高温超伝導物質の一般則とその応用、遷移金属酸化物モット転移系の物性、酸化物巨大磁気抵抗(CMR)効果と機構解明、軌道秩序と軌道液晶状態見、マルチフェロイックス巨大電気磁気効果、有機分子性強誘電体などの研究。
水質汚濁の解析、工場排水処理などの研究を経て、下水道システムの研究に進んだ。「水循環を促進する下水道を作るべき」という主張の下に、巨大下水道に反対し、個人下水道の必要性を説き、わが国の下水道計画に大きな影響を与えた。 その後、環境問題は互いにトレードオフの関係にあることから、その解決のためには、様々な環境影響をリスクとして定量化し、複数のリスクの調整を図る必要があると主張し、 環境リスク評価・リスク管理を目的とする環境リスク管理学の分野を切り開いた。「人の損失余命」と「生物種の絶滅確率」という人の健康と自然環境に対するリスク評価軸を提案・確立し、リスク・ベネフィットを考慮したリスク管理の方策についての研究をし、わが国が直面する環境問題に対し積極的な意見を述べている。
<単著>
「食のリスク学」日本評論社(2010) 「環境リスク学-不安の海の羅針盤」日本評論社(2004) 「環境リスク論―技術論からみた政策提言」岩波書店(1995) 「水の環境戦略 (岩波新書)」岩波書店(1994) 「東海道 水の旅(岩波ジュニア新書)」岩波書店(1991) 「いのちの水―新しい汚染にどう立ち向かうか」読売新聞社(1990) 「飲み水が危ない」岩波書店(1989) 「下水道―水再生の哲学」朝日新聞社出版局(1983) 「都市の再生と下水道」日本評論社(1979)
<共著>
「演習 環境リスクを計算する」岩波書店(2003) 「詳細リスク評価書シリーズ」全25巻 丸善株式会社
1991年に高性能電子顕微鏡を用いて、当時、注目を浴びていたフラーレン分子を合成するアーク放電チャンバー中の電極堆積物の中から、直径が数ナノメートルの針状結晶を発見し、その構造が螺旋をもつチューブの構造であることを明らかにした。カーボンナノチューブを発見しただけでなくその構造を明らかにしたことは、カーボンナノチューブの電子的特性の理論的予測へと発展し、多くの研究者を引きつけ、物理から化学、エレクトロニクス分野等の大きな広がりを持った研究分野を創出し、産業応用でもフラットパネルディスプレイ(薄型壁掛けテレビ)、燃料電池など、様々な応用が開発されている。
顔認識、MPEGなどに使われるもっとも基本的な特徴点追跡手法、仮想化現実、アメリカ大陸横断自動走行車「NAVLAV」、自律ヘリコプター、アイビジョン、手術ロボットなど、最先端の知能ロボットやメディアの基礎的理論から応用までを世界に先駆けて開発したロボット工学、コンピュータビジョン、人工知能の世界的権威。DARPAプロジェクト等の大型プロジェクトの運営や産官学との研究協力体制の構築にも貢献。産業技術総合研究所においては、デジタルヒューマン研究センターを創設し、初代研究センター長として人間の計算機モデルを開発。人間の機能と行動を記述・分析・シミュレート・予測する研究を先導するとともに、その独創的な指導により、コンピュータサイエンス・ロボット工学分野の研究者を多数育成。
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