台湾扶桑会一行が産総研を訪問
2024年10月30日、台湾の扶桑会と関係者御一行が、産総研つくばセンターを訪問され、石村理事長、村山副理事長、片岡理事、恒藤理事らがお迎えしました。
御一行は、産総研、並びにABCI、G-QuAT、地質調査総合センター、先端半導体研究の取り組みの説明を聴講され、超伝導量子コンピュータ実験設備(Qufab)、地質標本館、半導体スーパークリーンルームを視察されました。
訪問中、研究開発の取り組みについて、活発な意見交換が行われました。
ヘン・スイキャット シンガポール共和国副首相 一行が産総研を訪問
2024年10月8日、ヘン・スイキャット シンガポール共和国副首相一行が、産総研つくばセンターを訪問され、石村理事長兼最高執行責任者、量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)益センター長、恒藤理事らがお迎えしました。
御一行は、産総研、並びにG-QuATでの取り組みについての説明を聴講され、超伝導量子コンピュータ実験設備を視察されました。その後、先端半導体研究センター(SFRC)の概要紹介に続き、スーパークリーンルームを視察されました。
ご視察中は活発な意見交換が行われ、最後に、ヘン副首相、及び恒藤理事より、シンガポールと産総研のさらなる協力関係強化に向けた発言がありました。
第13回世界研究機関長会議の開催
2024年10月5日、STS(Science and Technology in Society)フォーラム第21回年次総会にあわせて、世界各国の公的研究機関の長が集う「第13回世界研究機関長会議(Global Summit of Research Institute Leaders)」が開催されました。本会議は理化学研究所(理研)と産業技術総合研究所(産総研)の共催によるもので、世界各国の国と地域から23の研究機関の長が参加し、産総研からは石村和彦理事長 兼 最高執行責任者が出席しました。
今年のテーマ「Reducing ecological footprint without compromising research excellence (研究の卓越性を損なうことなく、環境への影響を削減する)」に対して、石村理事長は会議冒頭の挨拶で、研究機関における卓越した研究成果の創出と地球環境保全の両立が課題であり、各機関の取り組みや課題を共有し合うことの重要性を述べました。
今年の世界研究機関長会議は理研の五神真理事長と、新たに議長に就任したフランス国立科学研究センター(CNRS:Centre National de la Recherche Scientifique)のAntoine Petit総裁 兼CEOの2人が議長を務めました。Antoine Petit総裁と、ローレンス・リバモア国立研究所 (LLNL:Lawrence Livermore National Laboratory)のKimberly S. Budil所長の基調講演の後、参加者は1分間スピーチを行い、その後全体討論が行われました。各研究所のビジョンや環境負荷の削減に向けた具体的な取り組みや、対話と連携の大切さについて活発な議論が交わされました。
ドイツ航空宇宙センター(DLR)理事長一行の東京本部来訪
2024年7月25日、ドイツ航空宇宙センター(DLR)のアンケ・カイザー・ピュッツァラ理事長一行が東京本部を訪問され、石村理事長兼最高執行責任者、恒藤理事、小原領域長(エネルギー・環境)、上原執行役員、AIST Solutionsの関口取締役兼CTOらがお迎えしました。
石村理事長は歓迎挨拶の中で、産総研とDLRの活発な交流について触れ、カイザー・ピュッツァラ理事長も、両者の類似点や更なる協力関係への期待を述べられました。
続いて、量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターの堀部副センター長とDLR Quantum Computing Initiativeのアクスマン氏(ディレクター)がそれぞれの量子技術開発の取り組みを紹介し、活発な意見交換が行われました。
ルクセンブルク皇太子殿下率いる経済ミッション御一行が産総研に来訪
2024年6月12日、ギヨーム・ルクセンブルク皇太子殿下他デレス経済大臣をはじめとする政府使節団とルクセンブルク企業の代表団、約60名から構成されるルクセンブルク経済ミッションの御一行が、産総研つくばセンターを訪問されました。
御一行は、サイバーフィジカルセキュリティ研究センターや次世代ヘルスケアサービス研究ラボの研究紹介、AISolスタートアップの一つZenmuTech社の技術紹介などを聴講された後、量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)やサイエンス・スクエアつくばをご覧になりました。
理事長室で行われた懇談では、皇太子殿下から謝辞が述べられたと共に、日本の国立研究所の状況や量子をはじめとする技術力について話題が上がりました。
オランダ応用科学研究機構(TNO)CEOの産総研来訪
2024年5月20日、オランダ応用科学研究機構(TNO)のチャーク・チンナソイCEO一行が産総研東京本部を訪問され、石村理事長、上原執行役員、AIST Solutionsの逢坂社長らがお迎えしました。
石村理事長は歓迎の挨拶の中で、産総研とTNOの長きに渡る協力関係について述べ、逢坂社長からはAIST Solutionsの取り組み等について紹介がありました。
チンナソイCEOはTNOと産総研の類似性について姉妹機関のようだと評し、協力関係を更に発展させるための議論が交わされました。