サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させることにより、産業の生産性を向上させ、多様な社会的問題を解決する未来社会「Society 5.0」。その課題の一つが、異なった組織や業種で日々蓄積される膨大なデータをどのように連携させるかだ。産総研は、2020年4月、デジタルアーキテクチャ推進センターを発足。データ連携の基盤を構築し、その相互運用性を高め、さらに他機関とのデータ連携も進めようとしている。