研究領域紹介情報・人間工学領域

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情報・人間工学領域 パンフレット

 

人と共栄する情報技術

情報は人々が現在の社会生活を送る上で不可欠な要素となっています。安全・快適で豊かな未来社会の実現には情報のサイバー空間と人間・社会のフィジカル空間相互の知的情報を濃厚に融和させることが鍵となります。情報・人間工学領域では、産業競争力の強化と豊かで快適な社会の実現を目指して人間に配慮した情報技術の研究開発を行います。また、情報学と人間工学を柱としたインタラクションによって健全な社会の発展に貢献します。

 

重要戦略詳細

人工知能技術の開発

AI技術を実世界に溶け込ませるために、サイバー・フィジカル領域を対象としたAI基盤モデル、AIと人間が協働するための技術、AIのリスク評価・制御等の社会受容性向上のための技術を開発します。

人間生活支援・向上技術の開発

人間の生理、心理、行動の計測評価技術やデータ解析・モデル化技術を基盤に、人の行動変容を促す等によるヘルスケアやウェルビーイング向上、人間特性にもとづくモビリティサービス実現、音楽やアニメ等のメディアコンテンツに関わる創造性支援など、人間生活を支援・向上する技術を開発します。

インテリジェントシステム技術の開発

ロボティクス技術、AI技術、実世界を正確に捉えるセンシング技術、人と機械の協調や自律性を高める安全な制御技術を統合し、より賢く柔軟に動くロボット、自動運転移動サービス、ドローン、パーソナルモビリティなどのインテリジェントシステムを開発します。

人間社会拡張技術の開発

個々の人間拡張とサービス・社会システムの機能拡張による新たな価値創造に向けて、実環境とバーチャル環境を融合するXRを活用したインターバース技術、心身状態計測・評価に基づく状態把握技術、動機づけや行動変容を促す介入手法、技術の社会実装に資するソーシャルラボ、サービスデザイン方法論を組み合わせた一連のプラットフォーム技術を開発します。

インテリジェントプラットフォーム技術の開発

サイバー・フィジカル空間でのデータ循環を支える基盤構築を目的として、クラウドからエッジまでをカバーする超分散コンピューティング、AI利活用を促進する計算資源高度化や、AIセーフティの評価・管理技術を開発します。また、AIセーフティに係わる基準・ガイドラインを策定し、安全・安心な AI 製品・サービスの普及に貢献します。

セキュリティ技術の開発

サイバーフィジカルシステムの安全と信頼を担保する、セキュリティ強化技術やセキュリティ評価技術、セキュリティ保証のあり方について研究開発します。

 

研究ユニット紹介

情報・人間工学領域

連絡先:情報・人間工学領域 問い合わせ担当

メール:ith-liaison-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)

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