産総研に蓄積した技術ポテンシャルを基に、中小企業、中堅企業の皆様との連携を円滑に行うため、産総研では、中小・中堅企業との連携の専門家である中小企業連携オフィサーを配置しております。 「新製品を開発したい」、「技術を高めたい」、「問題を解決したい」などのご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- 中小企業、中堅企業と産総研研究者との連携(共同研究、受託研究、技術研修等)をサポート
- 国や自治体等の助成金獲得に向けた提案支援
- 技術的な相談への対応 等
中小企業連携オフィサー
|
青山 一郎(あおやま いちろう)
得意分野
- 企業経営
- 商業立地
- 事業承継
- カーボンニュートラル経営
- プラットフォーム
- マリンスポーツ
|
詳細情報
略歴
2008年まで 業界向け省力機器開発・販売企業の経営
2021年まで 業界向け受託調査会社の経営
2021年 産総研中小企業連携コーディネーター
2022年 LCA活用推進コンソーシアム事務局兼務
連携に向けた思い・コメント
ある先輩経営者の「中小企業の経営はモグラたたきに似ている」という言葉が頭から離れません。刻々と新たな課題が生まれる中で、常に自らが解決策を提示しなければならない――経営者の「たたき方」が伝播して企業文化を形成するというのです。 技術だけではなく資金やコミュニケーションなど様々なフェーズで発生する課題の解決を、企業の皆様と一緒に考えて行きたいと思います。
|
|
今村 壽宏(いまむら としひろ)
得意分野
- 新規事業開発
- 車載用電装部品(オーディオ、HVAC、盗難防止装置)
- 冷間鍛造部品
- 締結部品
- 海外ビジネス
|
詳細情報
略歴
1989年 アルプス電気に入社 アルパインに配属 オーディオ、車両用盗難防止装置、超軽量スピーカーを担当
2003年 アルプス電気に配属 HVAC、電気自動車用昇圧装置用コイルコア、ハプティック操作デバイス
2023年10月 産業技術総合研究所へ入所 現職
連携に向けた思い・コメント
中部地域は自動車、航空宇宙産業が盛んな地域で、日本の企業利益の総和の大部分を賄っている地方です。それらの主要産業を支えているのが中小企業の皆様です。またこれらの産業には高度な技術力が求められていますが、工業分野ではBRICsの台頭もあり、日本のものづくりの継承や発展を維持してゆく為には、差別化された技術が必要であると思われます。
この様な環境にあって少しでも中小企業の皆様の開発力、製品力の一助になれば幸いです。
|
|
大嶋 善治(おおしま よしはる)
得意分野
- 化学物質の環境リスク評価
- 生化学
- 微生物分解
- 理化学分析
|
詳細情報
略歴
1989年4月 化学物質の特性評価・分析試験等の受託サービス機関へ入所 化学物質や製品等の生分解性・環境残留性評価のための試験を担当
2001年8月より、同法人の渉外業務として化学物質の安全性試験・研究受注のための営業及び試験データに基づいた新規化学物質の届出・申請のための企業へのサポート業務を担当
2024年8月より、産業技術総合研究所へ入所 現職
連携に向けた思い・コメント
九州地区は現在、半導体分野では日本のシリコンアイランドとしての復興が期待される一方、中小・中堅企業のイノベーションに関しては、特に革新領域の活性化という観点で人材や資金不足等、リソース面での重要な課題があると認識しています。前職において経験した技術、営業・渉外業務を活かし、環境保安の面も加味したコーディネートにより地域企業のイノベーション促進及び課題解決の一役を担うことができれば幸いです。
|
|
大森 弘一(おおもり こういち)
得意分野
- 細胞生物学
- 薬理学
- 生化学
- 細胞培養
- 放射線(RI)
- 受容体
|
詳細情報
略歴
1987年4月 製薬会社入社、創薬等の研究に従事。さらに、その経験を活かしながら、研究の円滑な推進につながるように研究支援・サポート業務に従事。
2020年9月 他の国立研究開発法人に入所 調査・検討業務を担当
2021年5月 産総研 地域連携部 入所 中小企業連携コーディネータ
連携に向けた思い・コメント
「研究者や中小企業の事業者様の開発した製品が人々の生活や社会に貢献する」ことにつながることを目指します。そのためには、幅広い協力・支援が必要となります。そこで、中小企業のお客様の興味・関心と産総研の研究内容をつなぎ、両者の接点を見出すきっかけ作りのための助っ人(SCET)となれるように活動していきたいと考えています。
|
|
小笠原 弘道(おがさわら ひろみち)
得意分野
- 無線通信
- 情報ネットワーク
- プロダクトプランナ
- IoT
- ものづくり
|
詳細情報
略歴
1983年 通信機器メーカーに入社
1990年 無線通信機器の企画・開発をマネジメント
2007年 モバイル通信機器の企画・開発をマネジメント
2021年 産業技術総合研究所へ入所、現職に従事
連携に向けた思い・コメント
民間企業出身のため研究開発の経験はありませんが、民間企業での新規事業立ち上げの経験を活かして中小企業様の目線で事業課題やお困りごとを産総研内の関係部署につなぎ、お客様の課題解決のお手伝いをしたいと思っております。
日本の産業基盤を支える中小企業様の発展に少しでも貢献できるよう活動してまいります。
|
|
坂本 惠(さかもと めぐみ)
得意分野
- 生分解性プラスチック
- 樹脂成形
- バイオメディカル
- 電池
- マーケティング
|
詳細情報
略歴
1983年 自動車メーカ 本社海外営業部にて、車両および部品の輸出営業事務
2000年 研究機関 NEDOプロジェクト(人間行動適合型生活環境創出システム技術)にて、研究補佐
2005年 電池メーカ 本社海外市販部にて、電池応用商品輸出営業、商品企画、マーティング、品質問題対応
2009年 専門商社にて、東南アジアOEM生産プロジェクト管理(主に中小企業様向け)、海外工場生産品質管理
2023年より、産業技術総合研究所にて現職
連携に向けた思い・コメント
企業様が将来に向けて描かれるロードマップに「技術提携」を加えてみませんか。目まぐるしい変化を遂げる昨今において、技術の進歩は人々に寄り添い課題を解決することだとすれば、企業様の社会貢献に技術提携を通じて間接的に力を尽くしたいと私たちも願います。企業様と同じ目線とベクトルで一緒にできることに誠実に取り組んでまいります。
|
|
武田 秀之(たけだ ひでゆき)
詳細情報
略歴
1984年4月 ソフトハウス入社 ビル管理、列車制御システムのPG開発
1985年11月 IT企業入社 通信GW 金融営業店システムのPG開発・PJ管理・組織管理
2018年4月 IT企業 経営管理
2023年10月 産業技術総合研究所へ入所 現職
連携に向けた思い・コメント
日本の企業の技術力はまだまだ世界に通じるものがあると思っています。産総研の持つシーズの提供の場を広めること、企業様とのコミニュケーシヨンを図り企業様の最善策を探り結果に向けた技術連携のお手伝い(貢献)できるよう最善を尽くしてまいります。
研究開発の経験はありませんが、経営に携わったノウハウを活用して連携業務(SCET)活動に取り組んでまいります。
|
|
根岸 春巳(ねぎし はるみ)
得意分野
- 有機絶縁材料
- 有機・無機の接着
- プリント配線板
- 半導体基板
- 情報・通信用モジュール
- 企業連携
詳細情報
略歴
1987年 化学会社に入社、プリント配線板(スーパーコンピュータ,MPU,アプリケーションプロセッサ等)用の材料開発に従事、お客様と共同で商品の立上げを実施。5年間の営業経験もあり、お客及びその先のお客様(大小企業)との連携を図り、製品化を行いました。
2022年7月 産総研 企業連携部 入所 中小企業連携コーディネータ
2023年4月 産総研 企画本部 地域部 中小企業連携オフィサー
連携に向けた思い・コメント
地域の中小企業に貢献できるような仕事を行いたいとの思いで、産総研の中小企業連携オフィサーになりました。前職時代に研究開発と営業の両方の立場から多くの企業へお伺いした経験を生かして、今後も積極的に企業へ訪問し、産総研との架け橋ができたらと考えております。また開発部/研究所時代に情報・通信、交通・自動車、ヘルスケア、社会生活等向けの先端製品のマーケティングにも携わったことがありましたので、この経験も活かせたらと思っております。
|
|
宮瀬 泰夫(みやせ やすお)
得意分野
- 自動車部品
- スイッチとセンサ
- メカニカルデザイン
- プロジェクトマネージメント
詳細情報
略歴
1989年 自動車部品サプライヤーに入社:開発設計部にてスイッチ及びセンサの企画、開発、設計業務に従事
2014年 同社開発設計部のプロジェクト担当部署に異動:製品開発のプロジェクトチームにて設計代表としてプロジェクトマネージメント
2021年 同社品質保証部のプロジェクト担当部署に異動:製品開発のプロジェクトチームにて品証代表としてプロジェクトマネージメント
2023年 産総研入所:企画本部 地域部 地域連携推進室 中小企業連携オフィサー
連携に向けた思い・コメント
全国の中小、中堅企業様の成長、発展に貢献したいと思い、産総研の中小企業連携オフィサーになりました。 前職では主として自動車用SW及びセンサのメカ設計を担当し、樹脂や金属、PCBを使用した製品構造、形状、レイアウトを中心とする設計業務を実施しておりました。 また設計作業のみならず、客先やサプライヤ様との技術、事務折衝、部品が出来てからの問題解決や製品の立ち上げ等、いわゆる一連の「開発・立ち上げ業務」を実施してきております。 これまでの知識や経験を活かしながら皆様のお手伝いをすることで、自らもまだまだ成長して行きたいと考えております。
|
|
矢野 伸一(やの しんいち)
得意分野
- バイオマス利用
- バイオものづくり
- 発酵・応用微生物
- 微細藻類
- 生分解性プラスチック
- 植物工学
|
詳細情報
略歴
1988年 化学会社に入社 植物組織培養を担当
1991年 大阪工業技術試験所に入所 微細藻類の遺伝子工学を担当
2005年 産総研バイオマス研究センターでバイオ燃料(エタノール)を担当
2016年 産総研地域連携推進部で中小企業連携を担当
連携に向けた思い・コメント
専門はバイオマス、バイオテクノロジーですが、NEDO出向時などで、 バイオ以外の分野にも広く関わってきました。最近の7年間は産学連携の仕事に携わって、 いろいろ勉強させていただいており、地域の目線、企業の目線に立ったコーディネートを心掛けております。現在は関西センター勤務ですので、特に関西、西日本の方は気軽にお声掛けください。
|