産総研 情報・人間工学領域 ヒューマンモビリティ研究センターは、「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」をコーディネート機関として経済産業省から受託しました。本プロジェクト発足を記念して9月8日(木)に「RoAD to the L4 シンポジウム」をオンライン開催し、約720名のご参加を頂きました。
シンポジウムでは、関係省庁として、経済産業省 藤木俊光 製造産業局長、国土交通省 野津真生 自動車局次長からご挨拶を頂き、自動走行ビジネス検討会から 座長の鎌田 実 東京大学 名誉教授 のご挨拶を頂きました。基調講演では、経済産業省自動車課ITS・自動走行推進室 福永茂和 室長、SIP-adus 葛巻清吾 プログラムディレクターよりご講演を頂きました。
その後、RoAD to the L4プロジェクトについて、産総研 横山利夫 プロジェクトコーディネーターが全体の概要を説明し、続いて4つの個別テーマ代表者(テーマ1:産総研 加藤晋 首席研究員、テーマ2:日本工営株式会社 村戸伸行 課長補佐、テーマ3:日野自動車株式会社 小川博 技監、テーマ4:東京大学 中野公彦 教授)が、各テーマの詳細について説明を行いました。
さらに、モビリティ研究分野における産総研、東京大学および日本自動車研究所の連携について、産総研 関口智嗣 執行役員/情報・人間工学領域長、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長 須田義大 教授、日本自動車研究所 代表理事 鎌田実 所長らが説明を行いました。
本プロジェクトは、
- 無人自動運転サービスの実現および普及
- IoTやAIを活用した 新しいモビリティサービス(MaaS)の普及
- 人材の確保・育成・社会受容性の熟成
を目標としています。今回のシンポジウムをキックオフとして、今後は関係機関と共にプロジェクトを推進し、また、関連する産業界や自治体、大学、研究機関とともに取り組んでまいります。
基調講演「RoAD to the L4プロジェクトが描く未来」
経産省自動車課ITS・自動走行推進室 室長 福永 茂和 【PDF:1,725KB】
基調講演「SIP-adusからの期待」
SIP-adusプログラムディレクター 葛巻 清吾 【PDF:3,496KB】
「プロジェクトの全体説明」
プロジェクトコーディネーター 横山 利夫
産業技術総合研究所 情報・人間工学領域
ヒューマンモビリティ研究センター 招聘研究員 【PDF:1,497KB】
テーマ1「2022年度に限定エリア・車両での遠隔監視のみ(レベル4)で自動運転サービスの実現に向けた取組」
産業技術総合研究所 情報・人間工学領域
ヒューマンモビリティ研究センター 首席研究員 加藤 晋 【PDF:792KB】
テーマ2「さらに、対象エリア、車両を拡大するとともに、事業性を向上するための取組」
日本工営株式会社 交通都市部 課長補佐 村戸 伸行 【PDF:700KB】
テーマ3「高速道路における隊列走行を含む高性能トラックの実用化に向けた取組」
日本自動車工業会 大型車委員会・大型車技術部会 部会長
日野自動車株式会社 技監 小川 博 【PDF:615KB】
テーマ4「混在空間でレベル4を展開するためのインフラ協調や車車間・歩車間の連携などの取組」
東京大学 生産技術研究所 教授 中野 公彦 【PDF:3,622KB】
産学官連携拠点:JARI、東大、産総研連携
産業技術総合研究所 執行役員/情報・人間工学領域長 関口 智嗣【PDF:1,954KB】
東京大学 生産技術研究所 教授/モビリティ・イノベーション連携研究機構長 須田 義大 【PDF:3,560KB】
日本自動車研究所 代表理事 所長 鎌田 実【PDF:2,525KB】