金型の研究
\研究者にきいてみた!/
11月25日は「金型の日」
金型ってなんだろう...?
金属などの型にいろいろな材料を流し込んだりして、成形加工する道具です。たいやきから自動車まで。ものづくりには欠かせない技術です。
産総研にも、金型をつかった研究をしている人がたくさんいます。話を聞いたのは製造技術研究部門の栗原 一真 研究主幹です。
製造技術研究部門でいろいろなモノの表面に加工をほどこす研究しています。
まず見せてもらったのがこちら。向こう側がモザイク状に見えます。試作用の金型にプラスチックやゴムの素材を流し込んで形をつくります。いろいろなパターンの金型を使って、特徴の違う表面加工ができるんです。
黒く加工をした金型と使うと、曇りガラス状の不透明な表面をつくれます。凹凸をつけるのも工夫次第で自由自在。
表面加工のパーツをそろえたら、金型にはめ込みしっかり閉じて、機械にセット。自動でサンプルを作れるシステムです。