時折小雨がぱらつき、肌寒さを感じる日となった2025年10月19日(日)、“オータムフェスタin柏の葉公園2025”(主催:県立柏の葉公園)が開催され、産総研柏センターの研究グループが出展し、最新技術のデモンストレーションを行いました。
出展したのは、人間社会拡張研究部門の生活機能ロボティクス研究グループと拡張介入オペレーション研究グループです。
5月に開催されたスプリングフェスタ(
https://www.aist.go.jp/kashiwa/ja/news/kashiwa-event20250523.html)にも出展した生活機能ロボティクス研究グループのニットセンサウェアがバージョンアップし、もも上げで海賊船を動かすレースに進化していました。
もも上げは日常の動きのなかではあまりやることがないのか、だんだん苦しそうな表情になっていきますが、懸命に走って終った時のやりきった感満載のいい表情をされています。
親子やきょうだい、一緒に楽しそうに挑戦していました。
今回のレースは、4段階レベルの一番速いランクをシャチ級に設定していたのですが、なかなかそのランクの挑戦者が現れません。
最初にシャチ級の結果を出したのは小学生の男の子。
なんで速く走れたんだろうと、照れくさそうに自己分析していました。
さらに、今回新たに小林吉之研究グループ長率いる拡張介入オペレーション研究グループがプログラムを提供。
歩行計測をして、その人の歩き方の特徴から、研究グループが持っているデータを基に、どの時代のどのファッションブランドのモデルさんの歩き方に近いかをその場で分析します。
スマホのカメラの前で、短い距離をまっすぐ歩くだけとあって、多くの方がチャレンジしてくださいました。
また、どんな結果が出るのか関心をお持ちいただけたようで、皆さん真剣に説明を聞いていました。
好きなブランドのモデルさんの真似をして歩いてみるなど、楽しく歩くきっかけ作りにもなりそうです。
この日は、午後から生憎の雨天となり予定より少し早仕舞いとなりましたが、柏センターの研究をしっていただく良い機会になりました。
田中秀幸研究グループ長コメント
私たちのグループは、2023年のスプリングフェスタから数えて、今回で6回連続の出展となりました。
来場された皆さんに実際に体験していただき、その反応を見ることで、技術の面白さをどう伝えるか、またそのためにどんな工夫が必要かを、出展のたびに学んでいます。
これからも、技術が社会でどのように役立つのかを、より多くの方に興味を持っていただけるような出展を目指していきます。
小林吉之研究グループ長コメント
今回、オータムフェスタという開かれた場で研究成果を紹介する貴重な機会をいただきました。
来年度以降は、今回得られた来場者からの反応や意見を参考にしつつ、研究内容をよりわかりやすく社会に伝える方法を検討していきたいと思います。
今後も、研究と社会との緩やかなつながりを大切にしながら、着実に活動を展開していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。