千葉県産業振興センター
東葛テクノプラザが主催する大学等研究交流サロン(共催 千葉県)を2022年6月8日(水)、産総研柏センターにて実施しました。
大学等研究交流サロンは、千葉県内の(主に東葛地区をメインとして)中小企業の技術的相談や大学・研究機関と中小企業の出会いの場の創出等を目的として、研究室のシーズ発表と企業との意見交換を行うものです。
参加者を10名程度に絞ることで、全員が質問できる時間を確保し、気軽に講師と話ができる空間を作る工夫がされています。
今回、産総研のシーズ発表の機会をいただきました。
人間拡張技術についてよりわかりやすくお伝えできるよう、参加者の皆さまに柏センターに来所いただき、持丸正明研究センター長による人間拡張技術についての講演のほか、施設見学、デモンストレーションの体験などのプログラムを実施しました。
持丸正明研究センター長による人間拡張研究センターの紹介
VRプラットフォームの話題提供として、大山潤爾主任研究員(認知環境コミュニケーション研究チーム)が行ったデモンストレーションは、機器を装着して柏の葉キャンパス駅前のVR空間を歩きます。
大山潤爾主任研究員(認知環境コミュニケーション研究チーム)「VRプラットフォームの話題提供」写真左は、機器を装着してVR体験している参加者
田中秀幸研究チーム長(生活機能ロボティクス研究チーム)は画像計測ツール「高精度マーカ」をについて紹介。参加者の皆さん、実際に手に取ってご覧になっていました。
参考記事
https://www.aist.go.jp/kashiwa/ja/news/kashiwa-interview-tanakahideyuki2022.html
田中秀幸研究チーム長(生活機能ロボティクス研究チーム)「高精度マーカの話題提供」
駒﨑友亮研究員(スマートセンシング研究チーム)は、センシングデバイス開発の紹介と「湿度発電素子の話題提供」として湿度変動電池について話をしました。
参考記事
https://www.aist.go.jp/kashiwa/ja/news/kashiwa-interview-komazakiyusuke2022.html
駒﨑友亮研究員(スマートセンシング研究チーム)「湿度発電素子の話題提供」
参加した企業の皆さんは、産総研は敷居が高いというイメージをお持ちだったようですが、
見学後の意見交換では、技術相談についての話も出るなど、開かれた産総研への期待を感じました。
意見交換 産総研出席者(持丸正明研究センター長、蔵田武志副研究センター長、植村聖総括研究主幹、谷口正樹所長)