2019/12/17
次世代ナノテクフォーラム2020
ナノテクノロジー 過去-現在-未来 ~ナノテクとSDGs~
開催概要
趣旨 |
近畿地域では、2008年より産業技術総合研究所関西センターを中心に2府6県の公設試験研究機関と共同でナノテクノロジー分科会の活動を通じて、ナノテクノロジー分野でのネットワークの構築を推進してきました。その活動の一環として、本次世代ナノテクフォーラムではナノテクノロジーに関する講演、各機関の研究成果や取り組みについての発表・展示を行ってきました。
今回のフォーラムでは、“ナノテクノロジー 過去-現在-未来 ~ナノテクとSDGs~”と題し、ナノテクノロジー分野が生まれた過去から学術的・技術的に定着した現在位置、そして未来へつながるテーマとしてSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)に貢献できるナノテクノロジーを加えた講演会として企画しました。ナノテクノロジーの黎明期から研究開発に携わっておられるお二人の講師をお招きし、ナノ粒子技術の創生から産業化までの成功事例を御講演頂くとともに、ナノテクノロジー分野における地域連携・研究支援の在り方について御講演頂きます。また、環境に配慮した開発につながる研究、ナノテクノロジーの最新の発展、伝統技術分野への応用といった先端的な研究についても紹介いたします。これらの講演・発表を契機に分野の異なる研究者・技術者との意見交換、交流を深めていくことで、関西地域における産業の活性化につながることを期待しています。 |
日時 |
2020年2月18日(火)
講演会 13:30~17:20 |
会場 |
千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市新千里東町1-4-2)
※災害の発生に備え、誘導人員、避難経路の確保等により、十分な安全対策を講じています。
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主催 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 関西センター、
産業技術連携推進会議 近畿地域部会 ナノテクノロジー分科会 |
後援
(予定含む) |
近畿経済産業局、(一社)近畿化学協会、(公社)日本化学会近畿支部、
(公社)高分子学会関西支部、(公社)応用物理学会関西支部 |
参加費 |
無料。技術交流会は会費制(4,000円/人) |
定員 |
150名(定員に達し次第締切) |
内容 |
【講演会プログラム】
13:30-13:35 [開会挨拶]
13:35-13:45 [分科会長挨拶及び活動報告]
13:45-14:45 [基調講演]
「ナノ粒子技術の創出からエレクトロニクス分野への展開」
地方独立行政法人大阪産業技術研究所 理事長 中許 昌美
14:45-15:10 [研究講演]
「極少量インクによるパターン描画を活用した省材料型プリンテッドエレクトロニクス開発」
地方独立行政法人大阪産業技術研究所 森之宮センター 電子材料研究部 柏木 行康
15:10-15:20 - 休憩 -
15:20-16:00 [特別講演]
「機器供用の時代における地域連携:学術研究支援と技術開発支援」
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 特任教授 清水 洋 氏
16:00-16:25 [研究講演]
「水素生成光触媒の研究開発について」
国立研究開発法人産業技術総合研究所 関西センター 無機機能材料研究部門 神 哲郎
16:25-16:50 [研究講演]
「セルロースナノファイバー強化ゴムの開発」
兵庫県立工業技術センター 材料・分析技術部 長谷 朝博
16:50-17:15 [研究講演]
「伝統的めっき・電鋳技術のMEMSへの応用」
地方独立行政法人京都市産業技術研究所 表面処理チーム 永山 富男
17:15-17:20 [閉会挨拶]
17:30- [技術交流会] |
申込方法 |
事前申込の受付は終了しました。
まだ席の余裕がありますので、会場での当日申し込みを受け付け致します。
※ 本登録にご記入いただきました情報につきましては、個人情報保護法のもと適切に管理し、本件に関わる確認・連絡および、産総研主催のイベントの案内のみに使用します。産総研では規程等に基づき個人情報の適切な保護・管理を行っております。 |
問合せ先 |
次世代ナノテクフォーラム2020事務局
国立研究開発法人産業技術総合研究所 関西センター産学官連携推進室内
TEL 072-751-9004 E-mail: NF2020-ml*aist.go.jp(*を@に変更してくだい) |
チラシ |
講演会プログラム[PDF:198kB] |
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