2016/11/28
第2回電池技術研究部門フォーラム
「全固体型蓄電デバイス実用化への挑戦」
―高信頼性・安全性を実現するリチウムイオン蓄電池の最新開発状況―
開催概要
趣旨 |
コンパクトに電気エネルギーを貯蔵できるリチウムイオン蓄電池は、スマートフォン等身近なポータブル情報機器に欠くことのできないものであり、電気自動車や再生可能エネルギーの貯蔵など大型のシステムにも使用が広がっています。用途の拡大に伴って、さらなるエネルギー密度の向上が求められる一方で、安全性の確立と信頼性の向上も強く求められています。
これらの要請への解決法として、有機電解液の代わりにリチウムイオンを輸送する固体電解質を用いた全固体型リチウムイオン蓄電池が長年研究されてきましたが、固体電解質のリチウムイオン伝導度の低さや固体電解質と電極活物質との良好な界面が形成できないなどの問題で実用化には至っていませんでした。しかし、最近、イオン伝導率の高い新しい固体電解質の開発や全固体電池化の手法の進歩によって、全固体型リチウムイオン蓄電池の実用化が視野に入ってきています。今回は、固体電解質と全固体電池の研究を活発に進められている東京工業大学 菅野了次先生に基調講演をいただくとともに、電池技術研究部門における固体電解質およびそれを応用した全固体型リチウムイオン蓄電池の研究、そして、固体電解質が実現する新しいリチウム-空気電池に関する研究をご紹介いたします。
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日時 |
平成29年1月13日(金) 13:30~16:40 |
会場 |
ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター
ルーム3(講演会)、ルーム2(交流会)
大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪北館 地下2階
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主催 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 関西センター |
後援 |
近畿経済産業局、大阪商工会議所、
(一財)大阪科学技術センター |
協賛 |
電気化学会関西支部 |
参加費 |
無料 (交流会は別途参加費3000円) |
定員 |
130名 |
申込方法 |
申込受付は締め切りました。
<〆切 平成29年1月6日(金)>
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問合せ先 |
産総研関西センター 第2回電池技術研究部門フォーラム事務局
(産業技術総合研究所関西センター 産学官連携推進室内)
TEL:072-751-9460
e-mail: riecen2016-ml*aist.go.jp(*を@に変更してご使用ください。)
最新情報は右記でご確認ください。 http://www.aist.go.jp/kansai/ja/news/e20170113.html |
詳細 |
講演会プログラム[PDF:192kB] |
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