産総研トップへ

産総研:北海道センター 研究成果

2020/11/10

宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究により、発光酵素(ルシフェラーゼ)の結晶構造解析に取り組んでいます。
北海道センターでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究により、発光酵素(ルシフェラーゼ)の結晶構造解析に取り組んでいます。宇宙の特徴である微小重力環境下でタンパク質を結晶化することでより質のよい結晶が得られることが期待されます。さらに、本研究成果をベースにウミホタルルシフェラーゼを利用したレポータアッセイの高度化に挑戦いたします。

jaxa
(図の説明)I. ウミホタルの写真。房総半島で採取された個体です。 II. ウミホタルの発光酵素を植物培養細胞で生産し、発光させた様子。ウミホタルの発光液と全く同じ色の発光が再現できます。 III. 国際宇宙ステーション「きぼう」でのタンパク質結晶化のイメージ。 IV.得られた結晶を地上に持ち帰りX線解析により構造を決定します(モデル図はイメージです)。
 
国立研究開発法人産業技術総合研究所