独立行政法人 産業技術総合研究所【 理事長 吉川 弘之 】(以下「産総研」という)は、本年3月に創設した「ベンチャー支援任用制度」(公募期間:2002.3.11-2002.4.30)による「産総研ベンチャー嘱託職員(3名)」を、平成14年8月1日付で採用しました。
本制度には、全国から27件(問合わせ:55件)の応募があり、産総研による「技術開発計画の評価」と、外部コンサルタント会社による「ビジネスプランの評価」を行った上で、産総研が設置した審査委員会【外部の有識者4名(銀行系、投資会社、TLO)】による任用審査(応募者からのプレゼンテーションと質疑応答含む)を5月下旬に実施し、6月上旬に審査委員会から推薦された3名の候補者を産総研として内定者に決定しました。決定後、内定者に対して受け入れ先研究ユニットの紹介と技術開発実施場所の提示を行い、給与等の処遇面の協議を経て、同意のあった内定者を採用者として決定しました。
今後、3名の採用者は3年以内のベンチャー企業の設立を目指し、産総研内の研究ユニットと連携して技術開発を実施します。産総研としても採用者に対して、産総研のあらゆる技術ポテンシャルを活用して支援を行って参ります。