以下のテーマにおいて募集を行います。
※領域等については
こちらをご参照ください。
エネルギー・環境領域
テーマ名 |
1. エネルギー、環境、資源の問題解決に挑戦する技術開発 |
業務内容 |
経済活動で発生する二酸化炭素などの温室効果ガスが限りなくゼロとなるゼロエミッション社会を目指し、大気汚染物質、水質汚濁物質などの環境排出物、および廃棄物量にあっては人や生態系へのリスクが最小化された社会を目指し、「低炭素技術」と「産業と環境共生技術」の研究開発を行う。 |
求める人物像 |
・研究活動への意欲が高く、自身の専門分野の確立を目指す人物
・根気強く研究に取り組むことができる人物
・社会貢献や成果発信に高い意欲を持つ人物
・自分の考えをしっかり伝えることができる人物
・周囲の研究員と共同で研究を遂行できる人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
生命工学領域
テーマ名 |
1. 少子高齢化等の課題解決に貢献する生命工学に関する研究開発 |
業務内容 |
経済成長・産業競争力の強化に貢献し、次世代医療基盤、生物資源高度利用、先進バイオ高度分析に関する研究開発を実施する。 |
求める人物像 |
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・互いを尊重しながら、周りと協調して研究を進める人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
情報・人間工学領域
テーマ名 |
1. 人と共栄する情報技術に関わる研究開発 |
業務内容 |
少子高齢化、エネルギー環境問題、国土強靭化、パンデミック等の社会課題解決、製品やサービスの価値向上、新たな社会的価値の創造等に資する研究開発。情報学と人間工学を柱としたインタラクションによって情報のサイバー空間と人間・社会のフィジカル空間相互の知的情報を濃厚に融和させ、製品やサービスの価値向上につなげ、研究成果の社会実装を目指す。 |
求める人物像 |
・入所時の専門性のみならず、様々な分野に関心を持ち、周りとコミュニケーションをとりながら研究を展開・推進することが期待できる人物
・自身のキャリアアップに向けた活動を自主的に行い、常に自らの成長を意識しながら研究開発を実施する人材・特に採用初期には博士学位の取得を強く意識し、研究者としての能力開発に積極的に取り組む人物
・将来的には、社会実装に資する課題の設定を自ら行ない、大学や企業等との大型連携の中心となって活躍する研究者へ育成することを想定 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
材料・化学領域
テーマ名 |
1. 材料技術や化学技術に関する研究開発 |
業務内容 |
持続可能社会を実現するために、資源循環などの社会課題の解決と我が国の素材・化学産業の競争力強化に貢献する材料や化学技術の研究開発を行う。 |
求める人物像 |
・研究活動への意欲が高く、自身の専門分野の確立を目指す人物
・積極的に論文の発表や特許の出願などを行う意思がある人物
・根気強く研究に取り組む人物
・環境問題や社会貢献に対する高い関心を持つ人物
・修士号を取得見込みの人物
・修士号を取得後、企業等で 3 年程度、就業経験のある人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
エレクトロニクス・製造領域
テーマ名 |
1. グリーン・サステナブル半導体製造技術に関する研究開発 |
業務内容 |
半導体製造の環境負荷の定量的評価手法を確立するため、半導体製造におけるプロセスデータの獲得し、Life Cycle Assessmentデータベースと組み合わせ、半導体製造の環境負荷の定量的評価手法の確立(指標化)に取り組む。 |
求める人物像 |
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・様々な分野の知識や技術を積極的に吸収し、専門の枠を超えて挑戦的な研究開発を推進する意欲を有する人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・互いを尊重しながら、周りと協調して根気強く研究を取り組める人物
・修士号を取得見込み、もしくは、取得後3年以内程度の人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
2. 超⾼効率コンピューティングを実現する集積回路システム設計に関する研究開発 |
業務内容 |
AI、量子コンピュータなど次世代コンピューティング技術向けの集積回路・システム技術、設計技術、並びにコンパイラ等関連するソフトウェア技術を確立する。 |
求める人物像 |
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・様々な分野の知識や技術を積極的に吸収し、専門の枠を超えて挑戦的な研究開発を推進する意欲を有する人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・互いを尊重しながら、周りと協調して根気強く研究を取り組める人物
・修士号を取得見込み、もしくは、取得後3年以内程度の人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
3. 循環経済に貢献する製造技術の⾼度化に関する研究開発 |
業務内容 |
製品、部品の長期使用に必要な設計・製造技術・補修技術・材料技術の開発、ならびに製品・補修製品の特性評価、資源循環性評価に関する研究開発を行う。 |
求める人物像 |
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・様々な分野の知識や技術を積極的に吸収し、専門の枠を超えて挑戦的な研究開発を推進する意欲を有する人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・互いを尊重しながら、周りと協調して根気強く研究を取り組める人物
・修士号を取得見込み、もしくは、取得後3年以内程度の人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
4. 非連続な技術革新を実現する新機能材料・デバイス技術に関する研究開発 |
業務内容 |
次世代コンピューティングや従極限的な省エネルギー、機能等の新たな価値を有するデバイスの実現に向け、デバイス・プロセスインフォマティクスやシミュレーション技術を活用した材料・デバイス開発に取り組む。 |
求める人物像 |
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・様々な分野の知識や技術を積極的に吸収し、専門の枠を超えて挑戦的な研究開発を推進する意欲を有する人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・互いを尊重しながら、周りと協調して根気強く研究を取り組める人物
・修士号を取得見込み、もしくは、取得後3年以内程度の人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
地質調査総合センター
テーマ名 |
1. 地圏環境の利用・保全及び開発に関する研究 |
業務内容 |
地圏の利用・保全及び開発のために、地質学、水文学/地下水学、地球化学、微生物学、環境工学、岩盤力学などの手法を用いて地圏環境の諸特性を解明するための研究・技術開発を行う。 |
求める人物像 |
・野外調査等を積極的に行うことができる人物
・熱意と忍耐力をもって研究に取り組み、得られた結果に誠実さを持つ人物
・他の研究者等と協力して、研究を推進することができる人物
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・自ら考え行動し、学ぶ思考と行動力を有する人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
2. 海底鉱物資源の分布域把握に資する探査技術の研究開発 |
業務内容 |
物理探査手法を駆使した洋上調査により海底直下から地殻深部に至る構造のイメージングおよびそれを利活用した海底鉱物資源の分布域把握に資する探査技術の開発を行う。 |
求める人物像 |
・野外調査等を積極的に行うことができる人物
・熱意と忍耐力をもって研究に取り組み、得られた結果に誠実さを持つ人物
・他の研究者等と協力して、研究を推進することができる人物
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・自ら考え行動し、学ぶ思考と行動力を有する人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
3. 火山の中長期活動予測に向けた地質学・岩石学ないし地球化学的研究 |
業務内容 |
火山災害に対する強靭な社会の実現のため、地質学・岩石学ないし地球化学的手法を基礎に、中長期的火山活動予測に向けた噴火履歴や噴火推移の研究に従事する。 |
求める人物像 |
・野外調査等を積極的に行うことができる人物
・熱意と忍耐力をもって研究に取り組み、得られた結果に誠実さを持つ人物
・他の研究者等と協力して、研究を推進することができる人物
・広い分野の学問・研究に対して、興味・関心を持つことができる人物
・社会貢献や成果発信に対して高い関心を持つ人物
・自ら考え行動し、学ぶ思考と行動力を有する人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
計量標準総合センター
テーマ名 |
1. 工学計測標準研究部門における研究開発 |
業務内容 |
詳細はこちらをご確認ください。 |
求める人物像 |
・計量標準、計測・分析・解析手法、計測機器・分析装置に関心がある人物
・独創性と探求心がある人物
・ものごとを積極的に学ぶ意欲がある人物
・自分の考えをしっかりと言える人物
・所内外の研究者と連携・協調して研究開発を進められる人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
2. 物理計測標準研究部門における研究開発 |
業務内容 |
詳細はこちらをご確認ください。 |
求める人物像 |
・計量標準、計測・分析・解析手法、計測機器・分析装置に関心がある人物
・独創性と探求心がある人物
・ものごとを積極的に学ぶ意欲がある人物
・自分の考えをしっかりと言える人物
・所内外の研究者と連携・協調して研究開発を進められる人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
3. 物質計測標準研究部門における研究開発 |
業務内容 |
詳細はこちらをご確認ください。 |
求める人物像 |
・計量標準、計測・分析・解析手法、計測機器・分析装置に関心がある人物
・独創性と探求心がある人物
・ものごとを積極的に学ぶ意欲がある人物
・自分の考えをしっかりと言える人物
・所内外の研究者と連携・協調して研究開発を進められる人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
テーマ名 |
4. 分析計測標準研究部門における研究開発 |
業務内容 |
詳細はこちらをご確認ください。 |
求める人物像 |
・計量標準、計測・分析・解析手法、計測機器・分析装置に関心がある人物
・独創性と探求心がある人物
・ものごとを積極的に学ぶ意欲がある人物
・自分の考えをしっかりと言える人物
・所内外の研究者と連携・協調して研究開発を進められる人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター
テーマ名 |
1. 量子技術に関する研究開発 |
業務内容 |
量子コンピューティング技術とAI等の古典コンピューティング技術の相互補完的な利用による融合計算技術開発とそのアプリケーション開発、量子センサーの開発、及び、量子コンピュータの大規模化を目指した研究開発 |
求める人物像 |
・広い分野の知識や技術を積極的に吸収、活用できる人物
・挑戦的な研究開発を行う意欲のある人物
・産学連携、国際連携に意欲のある人物
・博士号の取得に意欲的である人物 |
採用年月日 |
2025年4月1日 |
補足)計量標準総合センターの希望テーマ詳細
1. 工学計測標準研究部門における研究開発
①気体流量計測技術に関する研究開発
(概要)カーボンニュートラルの実現へ向けて、水素ガスや天然ガス等のエネルギー関連ガスの流量計測の高度化、半導体産業における省エネ化・グリーン化に向けたプロセスガス等の実ガス流量計測の高精度化が喫緊の課題となっている。このような背景から、気体小流量標準をコアにして、多種多様なガス種に対応可能な気体流量標準のガス種拡張技術を開発する。
また、気体小流量標準の校正担当として、計量標準の維持・供給を行う。
②地球温暖化抑制に資する新規代替冷媒の状態方程式開発
(概要)現在、冷凍空調機器に冷媒として使用されている代替フロンは、温室効果が高いという大きな問題点を抱えている。地球温暖化抑制のために、環境負荷の低い新規代替冷媒を用いた冷凍空調機器の性能評価や最適設計に必要な状態方程式の開発を行う。
③質量標準高度化のための分銅校正システム開発
(概要)広い質量範囲にわたる高精度かつ効率的な分銅校正システムの構築を目的として、微細加工技術、画像認識技術などを組み合わせた分銅自動校正装置の開発を行う。
また、質量計に関わる法定計量業務に従事する。
④幾何学量の精密計測技術に関する研究開発
(概要)形状計測技術は、自動車、工作機械等、ものづくり産業において重要な基盤技術である。形状計測技術の根幹となる角度測定技術の高度化を中心に、高精度かつ非接触な形状測定技術の開発に取り組む。
また、角度校正の担当者として、計量標準の維持・供給を行う。
2. 物理計測標準研究部門における研究開発
①微弱光分光計測技術の高度化とその応用研究
(概要)微弱分光測定を目的とした分光計測の高度化に関する技術開発を行うとともに、これらの技術を応用した物性研究や生体機能研究を実施する。
②テラヘルツ波の精密測定および計量標準に関する研究開発
(概要)テラヘルツ波分光器に関する精度評価および定量測定技術に関する研究開発を実施する。さらにテラヘルツ波強度測定技術の維持・高度化を行う。
③実電磁環境の評価と機器共存技術に関する研究
(概要)現在は多くの機器が通信機能を持つことや、エネルギー効率向上のために採用されている半導体などからの不要放射により、数kHzからミリ波帯までの非常に広い周波数帯域において電磁環境が悪化している。この環境下に新たな機器を導入する際にはその機器が意図しない電磁波の不要放射をしないことと共に、その環境において機器が正常な動作を維持できることが求められる。このことから事前に実環境を模した環境下での試験が不可避であるが、その手法は確立されていない。本研究では実環境を暗室などに再現するために必要な実環境評価技術を確立するとともに、干渉の主要因を特定し、干渉を抑制するために必要な制御技術を開発する。
④光コムの量子コンピュータへの応用
(概要)共振器QEDなど光方式量子コンピュータのための光コムおよびレーザー技術を開発する。具体的には、原子操作用レーザーの高度な制御、その多段化と小型化、およびそれらを量子コンピュータに実装する技術の研究開発に取り組む。
3. 物質計測標準研究部門における研究開発
①電気化学計測を用いたpH測定の技術開発
(概要)地球温暖化などの環境変化の指針として、精密な海洋pHの計測などが技術課題となっている。環境変化は微小であるため高精度な測定法が必要であるばかりでなく、世界規模で超長期間不変な結果を生み出すための確固たる計測技術が必要である。特に海洋分野などでは一次測定法に準じるハーンドセルによる海洋pH計測法のニーズが高まっていため、その技術開発を行う。
②ナノ粒子の計測技術および計量標準に関する研究開発
(概要)半導体の微細化に代表される粒子計測の産業ニーズに応えるべく、粒子を特徴づける最も基本的なパラメータである粒径について、世界トップレベルの粒径計測技術を高度化し、シングルナノ粒径域での計測技術および計量標準の開発に取り組む。
③ガスセンサ応答性評価のための多成分標準ガス調製技術と計測技術の開発
(概要)ガスセンサは室内環境・工業プロセス管理・生体ガス測定などの多様な用途に用いられている。実際の使用環境・共存成分と異なる条件で校正が行われるため、実環境に近い条件でガスセンサの応答性を評価し、得られるデータの質の向上が望まれている。ガスセンサ応答性評価のために、調湿可能な多成分標準ガス調製技術と調製濃度を検証する計測技術を開発する。流量比混合法や動的発生法を用いて、水やVOC等含む多様な成分を任意の濃度で調製できる標準ガス調製手法を開発し、さらに、小型・可搬な計測装置の開発を目指す。また、質量分析計や分光的な手法を用いて、高感度な計測法を開発する。これら研究を、例えば将来発展するであろう医療診断時のセンサー活用技術へ展開することを目指す。
④ナノ材料の寸法・形状校正技術の研究開発
(概要)ナノ材料を対象として、寸法・形状の校正技術の研究開発を行うほか、安定した寸法・形状の校正を行うための基礎となるナノ材料調整技術の研究開発を行う。将来的にはナノ寸法・形状の新たな標準開発や先端デバイス関連企業との連携を目指す。
⑤低湿度の標準発生と計測技術の研究
(概要)水は潜熱の大きい物質であるため、二次電池等の製造プロセスで不可欠となる低露点環境の維持には多大なエネルギーが必要とされる。近年、それら製造プロセスでは、省エネの観点から正確な湿度測定に基づく適切な露点管理が特に重要視されている。本研究では低露点測定の信頼性の根幹をなす低露点標準の開発を行う。また、分光法に基づく高精度・高応答性の低湿度センサーの開発を行い、技術移転等による産業界への貢献を目指す。
4. 分析計測標準研究部門における研究開発
①放射線治療で用いられる放射線計測技術の研究開発
(概要)外部放射線治療の品質管理のために用いられる水吸収線量の計測技術の研究開発に取り組む。特に医療用リニアックによる高エネルギー光子線照射場およびCo-60ガンマ線場における研究開発を行う。あわせて放射線標準の維持・供給を行う。
②先端量子ビーム計測技術開発とその応用
(概要)量子ビーム(中性子等)を用いた計測技術(加速器・ビーム光学系等)の開発、およびそれを用いた材料開発やインフラ診断等の応用研究に取り組み、社会への貢献を目指す。物理、化学、工学、情報科学など、関連分野の基礎知識と実験・解析技術を有する意欲的な研究者を募集する。
③インフラ・構造材料の健全性評価と非破壊検査技術の研究開発
(概要)光技術、超音波、放射線などを利用したインフラ構造物の健全性評価から構造材料の先端的非破壊検査に関する研究開発に取り組む。イメージング技術や画像診断技術等を用いた可視化による非破壊計測技術の開発やその高度化を行い、産業応用を推進して社会実装を加速できる実用的な研究開発を推進する。
④多軸運動の計測信頼性評価技術とその応用
(概要)高精度な一軸運動や二軸運動を評価可能な振動加速度標準や角速度標準を基盤として、光技術や信号処理技術を応用した多軸運動の計測技術や慣性センサーの計測信頼性評価技術を開発し、移動機械やインフラ等の位置情報推定技術に関する産業応用や社会実装を展開する。