日本で初めての詳細全国版地質図100万分の1地質図(1899年)
地質図は、地下の地層・岩石の分布を示したもので、資源開発や国土利用の基本図として作成され、近年では自然災害軽減のための重要な情報源としても活用されています。
大日本帝国地質図は、日本全国の地質分布を初めて一枚の図にまとめたもので、地質調査所から1899年に刊行されました。
翌年には説明書と英文版地質図も刊行されました。
この地質図は、当時の日本の優れた印刷技術とともに、世界中の地質学者の注目を集めました。