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日本の計量の基準であり続けた「メートル原器」と「キログラム原器」(1890年)

「キログラム原器」紹介写真

普段、何気なく使っている長さや重さの単位。かつて、日本の「長さ」「重さ」は、1890年に国際度量衡局から配付された合金製(白金90%、イリジウム10%)の「メートル原器」と「キログラム原器」が基準になっていました。1983年にメートルの定義は、光の速さに基づくものへと変わり、長くキログラム原器を基準としてきたキログラムも、2019年にプランク定数による新定義へと変わりました。
2つの原器は、現在も、産総研の計量標準総合センターで保管されています。
サイエンス・スクエアでは、精巧につくられた2つの原器のレプリカモデルを展示しています。


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