2023/02/28
「再エネ×テクノブリッジ® in 宮城」開催のご報告
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という。)は、2023年1月16日(月)に仙台市中小企業活性化センター(宮城県仙台市)で「再エネ×テクノブリッジ® in 宮城」を開催しました。現地会場には97名のご参加、アーカイブ配信には964名のお申込みをいただきました。
開催地である宮城県では、再生可能エネルギー導入の機運が高まりつつあり、『みやぎ脱炭素燃料研究会』や『仙台塩釜港カーボンニュートラルポート協議会』を設立し、カーボンニュートラル実現に向けて取り組んでいます。
本講演会では、基調講演として東北大学 流体科学研究所 小林教授から脱炭素社会に向けた燃料アンモニアの役割についてご講演いただくとともに、国、自治体からは施策についてご説明いただきました。また、産総研からは水素社会実現に向けた取組の紹介、産総研と企業からは水素及び地中熱技術関連の発表を行いました。
今後、本講演会がきっかけとなり、国や自治体の支援策の活用及び新たな企業連携により、地域の特色を生かした再生可能エネルギービジネスへの展開が進むことを願っております。また、ご参加された皆様には、再生可能エネルギーにかかる技術開発の現状と課題への理解を深めていただくとともに、2050年カーボンニュートラル実現に向けた道筋を描いていただけましたら幸いです。
産総研では、今後も再生可能エネルギー大量導入を加速するための研究開発に取り組んでまいります。
開催概要:2023年1月16日(月)「再エネ×テクノブリッジ® in 宮城」開催のご案内
講演会場の様子
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