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ニュース

2017/02/07

第3回アジア再生可能エネルギーワークショップ(ベトナム・ハノイ)開催報告

 第3回アジア再生可能エネルギーワークショップ(The 3rd AREW)が2016年12月7日~9日、ベトナムのハノイで開催されました(日本の経済産業省資源エネルギー庁、国立研究開発法人産業技術総合研究所、一般財団法人新エネルギー財団、ベトナム科学技術院(VAST)が主催、ベトナム商工省(MOIT)、ASEANエネルギーセンター(ACE)が後援) 。本ワークショップは、エネルギー需要が大幅に伸びているASEAN各国等における再生可能エネルギーの導入拡大と地球温暖化防止を目的として、必要な研究人材育成事業の一環として開催されているものです。2014年度からマレーシア、プトラマレーシア大学(UPM)、それに次ぐインドネシア技術応用評価庁(BPPT)でのAREWの成功を受けて、今年度も開催されたものです。今年度で3回目となるAREWは、ベトナム、ハノイの西湖畔にあるHanoi Club Hotelを会場とし、ASEAN、インド、日本を合わせた9か国からの政府、研究機関、大学、企業の延べ250名が参加しました。
FREAから大和田野所長、仁木センター長、坂西所長代理、内田地中熱チーム長、小垣風力エネルギーチーム長が参加し、所長は初日の開会挨拶と閉会まとめスピーチ、他のメンバーは2日目の各パラレルセッションで発表を行いました。 ワークショップでは、再生可能エネルギーに関する各国、機関からの状況報告、障害克服の取り組みや課題解決に向けた国際協力のあり方について、活発な情報発信と意見の交換が行われ、今後の国際協力を通じての共通の課題、目標についての認識が得られました。
最終日の12月9日にはハノイ郊外の廃棄物からのエネルギー回収施設及び地中熱利用研究施設を見学し、それらの技術に関する知見を深めました。 

BPPTジャカルタ本部・メイン会場での集合写真
参加者集合写真
BPPTジャカルタ本部・メイン会場での集合写真
施設見学‐廃棄物からのエネルギー回収施設
 
 
国立研究開発法人 産業技術総合研究所