2019/09/30
「令和元年度 再エネ×テクノブリッジ® in 新潟」(9月12~13日)開催のご報告
産総研 福島再生可能エネルギー研究所(FREA)は、令和元年9月12日(木)朱鷺メッセ(新潟県新潟市)において「令和元年度 再エネ×テクノブリッジ® in 新潟」を開催し、134名の方にご参加いただきました。会場の朱鷺メッセ正面玄関エントランスには、当日2台の燃料電池自動車※1が展示され来場者の関心を集めました。
産総研(AIST)理事長 中鉢良治による冒頭主催者挨拶の後、経済産業省 関東経済産業局 資源エネルギー環境部長 田村厚雄氏よりご挨拶をいただきました。当日は、東芝エネルギーシステムズ株式会社 水素エネルギー事業統括部長 大田裕之氏による基調講演「水素社会の実現に向けて-東芝の取組-」を賜るとともに、新潟県 産業労働部 産業振興課 新エネルギー資源開発室長 覚張昌一氏より、「県の再生可能・次世代エネルギー分野の取組」についてのご紹介、また近県の事例報告として「福島県再エネ研究会の活動と事業化への取り組み」をエネルギー・エージェンシーふくしま代表 服部靖弘氏より、それぞれご紹介いただきました。
FREAからは、所長 中岩勝が「研究所の概要説明」を、研究センター長 古谷博秀が「最新の研究状況」を交えた説明をしました。また各研究チームから、水素キャリアチーム 上級主任研究員 難波哲哉が「CO2フリーアンモニア合成と発電システムへの展開」、風力エネルギーチーム長 小垣哲也が「洋上の本格展開に向けた風力発電技術」、そして地中熱チーム長 内田洋平が「地域の特性を活かした地中熱利用の新たな知見」と題し講演しました。
当日ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。次回の開催については改めてご案内予定です。更なる連携を深め、多くの皆様にご来場いただけますよう、一同心よりお待ちしております。
※1 展示された燃料電池自動車
・トヨタ「ミライ」:産総研福島再生可能エネルギー研究所所有(写真:奥)
・ホンダ「クラリティフューエルセル」:新潟県所有(写真:手前)
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