開催趣旨
産総研中国センターは、マテリアル開発等に必要なプロセスデータの取得、技術シーズ・ニーズへの対応や人材育成に関わる機能を総合的に提供するマテリアル・プロセスイノベーションプラットフォーム（MPIP）の一拠点（有機・バイオ材料拠点）として整備され、当該材料に関わる事業への多面的な支援を開始しています。MPIP “有機・バイオ材料拠点” セミナーは、本拠点発の情報発信・技術人材育成の一環として開催し、大学や企業等から講師をお招きしてモノづくりに関する多様な内容について話題提供をいただきます。
今回は、生態学と情報学の新たな複合領域である「機能インフォマティクス」の創成といった新たな情報処理技術の開発に取り組んでいる東京大学 松井 求 特任助教をお招きし、“微生物×バイオインフォマティクス” 研究の魅力を分野外の研究者にも分かり易くご紹介いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
| 日時 |
2023(令和5)年10月31日 火曜日 15時00分 〜 16時30分 |
| 定員 |
100名（先着順） |
| 参加費 |
無料 |
| 開催形式 |
オンライン開催（Zoomを使用） |
ご案内・プログラムはこちらからご覧ください。[ PDF： 886 KB ]
お申し込み方法
下記の方法にてお申し込みください。申込締切：2023(令和5)年10月27日 金曜日
◆WEBからの参加申込み
下記の申込フォームに必要事項を記入いただき、送信してください。
⇒ 申込フォーム
※申し込みフォームにご記入いただいた個人情報は、当セミナー参加者へのご連絡及び情報配信等（希望者のみ）のご案内のために使用いたします。また、講演中は録画をいたします。予めご了承ください。
本件に関するお問合せ先
産業技術総合研究所中国センター 担当：井上、吉村、東
広島県東広島市鏡山3-11-32
電子メール：M-c-seminar-ml#aist.go.jp（#を@に変更して送信下さい）
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「バイオインフォマティクスが駆動する微生物学」
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 松井 求 特任助教
シーケンス技術の発展を背景に、バイオインフォマティクスは微生物生態系の解明を強力に推し進めてきたが、同時に様々な課題が顕在化している。例えば、蓄積されたメタゲノムデータの大部分は未培養微生物由来配列や機能未知遺伝子で占められており、このせっかくの情報を我々はいまだに有効活用できずにいる。
本講演では、こういった課題の解決を目指した我々の取り組みを紹介しながら、今後の展開について議論したい。