[次第] (敬称略)
事務局連絡(14時00分 ~ 14時05分)
基調講演(14時05分 ~ 14時55分)
「材料プロセス開発に資するインフォマティクス技術
~スモールデータ解析、プロセス自律制御、マルチモーダルAI~」
産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター
材料機能創発研究チーム 主任研究員 室賀 駿
本講演ではインフォマティクスを活用した材料・プロセスへのDX適用事例や考え方について発表する。身の回りにあるスモールデータから予測や要因解明を行う方法論、省人化やスループット向上を目的とした自律自動制御プロセスの開発、あらゆるデータを組み合わせて複雑な材料の挙動を捉えるマルチモーダルAIについて紹介する。
休憩(14時55分 ~ 15時00分)
講演1(15時00分 ~ 15時30分)
「MI・PIの普及に向けた要素技術の技術習得」
広島県立総合技術研究所 東部工業技術センター
材料技術研究部 研究員 渡邉 正宗
MI・PIによる企業支援を行うための技術習得について紹介します。具体的には、化学構造を取り扱うグラフ畳み込みニューラルネットワーク、小規模データに対応する転移学習、適応的実験計画法としてのベイズ最適化について紹介します。
講演2(15時30分 ~ 16時00分)
「ソフトマテリアルのメソスケール3D構造解析とその数値化」
広島県立総合技術研究所 西部工業技術センター 生産技術アカデミー
製品設計研究部 主任研究員 田邉 栄司
材料モデルベースリサーチ(MBR)の一環として、ナノフォーカスX線CTやXeプラズマFIB-SEMの断層情報から材料内部の三次元形状、元素分布を解析し、材料モデル構築によって 素材開発にフィードバックする取組を行ってきた。
本講演では発泡樹脂中の空孔分布(空孔サイズ:10μm程度)と補強材(タルク等)の分布(粒子サイズ:1μm未満)の撮影例から、三次元再構成、数値化の手順と現在の技術的課題について紹介する。
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