プログラム
・主催者挨拶
山口県中小企業団体中央会 専務理事 坂本 竜生
産業技術総合研究所中国センター 所長 北本 大
・来賓挨拶
中国経済産業局 中小企業課長 藤村 真琴 氏
(13時30分 ~ 13時40分)
説明
1 産総研中国センターの取り組み
(13時40分 ~ 14時40分)
知っとる?産総研 ~中国センターの概要と企業連携制度のご紹介~
産総研中国センター 産学官連携推進室 連携主幹 井上 宏之
(国研)産業技術総合研究所 中国センターは、全国各地に11か所の拠点をもつ産総研の地域拠点の一つです。中国地域における中国センターの研究・連携活動の概要に加え、様々な企業様の技術的なお困りごとの解決に向けた中国センターの活用方法についてご紹介します。
有機材料診断によるお困りごとへの取り組み -熱分解GCMSによる診断例-
機能化学研究部門 有機材料診断グループ 主任研究員 花岡 寿明
品質管理の点から、製品の化学構造や、配合されている成分、添加剤を把握することは重要です。熱分解GCMSを用いて、ごく微量の試料(0.1 mg 程度)を加熱し、生成物の質量を測定することで、試料の化学構造、配合成分、添加剤を明らかにし、企業の課題解決に貢献した例をご紹介します。
ナノセルロースの利活用・分析技術が企業の課題を解決に導く
機能化学研究部門 セルロース材料グループ 主任研究員 熊谷 明夫
セルロース材料グループでは、天然由来のナノ素材であるナノセルロースを使いこなすべく、製造、評価・解析、材料化・機能化する技術を構築してきました。微細化の技術や、ナノ材料を分散性良く樹脂と複合化する技術、ナノ材料や複合材料を評価する技術など、ナノセルロースの研究で培ってきた技術は他の分野にも適用可能です。これらの技術を通して取り組んできた企業連携を事例に我々の研究を紹介します。
微生物・酵素の使い方ノウハウ
機能化学研究部門 バイオ変換グループ 主任研究員 藤井 達也
当グループでは、化学品のバイオ化を支えるバイオ変換技術を目指しており、微生物や酵素を活用した技術開発に関して様々な視点から支援が可能です。本講演では、微生物を自然界から単離して高機能化した事例を紹介します。また、酵素のモデリングに幅広く利用されているソフトウェア(AlphaFold)について解説します。
休憩(14時40分 ~ 14時50分)
2 山口県中小企業団体中央会の取り組み
(14時50分 ~ 15時20分)
令和4年度補正ものづくり補助金の概要について
山口県中小企業団体中央会 ものづくり支援室 コーディネーター
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。本説明会では、令和4年度補正ものづくり補助金14次締切の主な変更点を中心に補助金の概要について説明いたします。
3 中小企業基盤整備機構中国本部の取り組み
(15時20分 ~ 15時35分)
ビジネスマッチングサイト「J-goodtech(ジェグテック)」のご紹介
独立行政法人中小企業基盤整備機構中国本部
企業支援部 主任 豊福 一樹 氏
日本の中小企業と国内大手企業・海外企業をつなぐビジネスマッチングサイト「J-goodtech(ジェグテック)」を紹介いたします。ジェグテックを活用することにより、国内外の企業へ自社の情報を発信し、最適なビジネスパートナーを見つけ、製品開発や新規取引に結びつけることができます。
4 山口県産業技術センターの取り組み
(15時35分 ~ 15時50分)
山口県産業技術センターの取り組み
地方独立行政法人山口県産業技術センター
副理事長 前田 秀治 氏
山口県産業技術センターは、『ものづくりのパートナー、もっと迅速に、もっと地域貢献。』をスローガンに、県内企業等との信頼関係(face to face のコミュニケーション)や技術ポテンシャルを活かしながら、県内企業等の「中核的技術支援拠点」として活動してきました。その取組みの概要を最近のトピックスや支援事例などを織り交ぜながら説明します。
説明会終了後、名刺交換や質疑応答を実施します。
(30分程度)
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