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産総研:中国センター 「令和3年度中国地域産総研技術セミナー&山口県産業技術センター技術報告会」開催のご案内

開催趣旨

 国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)中国センターは、中国地域の公設試験研究機関(公設試)と協力し、産総研ならびに公設試の研究活動や開発技術を紹介するとともに、中国地域を始めとする各地の企業の皆様と技術的・人的ネットワークを図ることを目的とした中国地域産総研技術セミナーを開催しています。
 今回、山口県産業技術センター技術報告会との共同開催で、産総研中国センターおよび山口県産業技術センターにおける研究開発や企業支援の事例をご紹介いたします。
 なお、本セミナーはオンデマンドでの配信となります。多数の皆様のご視聴をお待ちしております。

日時 2022年1月17日(月) ~ 31日(月)
開催形式 山口県産業技術センターウェブサイト特設ページ
主催 (国研)産業技術総合研究所中国センター
(地独)山口県産業技術センター
後援 中国経済産業局
(公財)中国地域創造研究センター
(一社)中国地域ニュービジネス協議会
(独)中小企業基盤整備機構中国本部
(後援予定機関を含む)
参加費 無料

ご案内・プログラムはこちらからご覧ください。[ PDF: 608 KB ]
 「令和3年度中国地域産総研技術セミナー&山口県産業技術センター技術報告会」のPDFを読む 

お申し込み方法

下記山口県産業技術センターのホームページよりお申し込みお願いいたします。
申し込み後に動画視聴用URLをメールにて送付いたします。
URL:https://www.iti-yamaguchi.or.jp//docs/2021111000039/

 

本件に関するお問合せ先

産業技術総合研究所 中国センター 担当:柳下、井上、山崎

広島県東広島市鏡山3-11-32
電子メール:M-c-seminar-ml#aist.go.jp(#は@に置き換えてください)

 

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[次第] (敬称略)

(0)理事長挨拶

 理事長より挨拶と本セミナーと技術報告会の説明

(1)中国地域産総研技術セミナー

 講師:国立研究開発法人産業技術総合研究所 材料・化学領域 主任研究員  渡邊宏臣

「産総研マテリアル・プロセスイノベーションプラットフォーム事業のご紹介」

 産総研 材料・化学領域では、マテリアル・プロセスイノベーション (MPI)プラットフォーム事業を令和4年度より開始いたします。その中で中国センターは、有機・バイオ材料拠点として、樹脂やゴム材料に係る最先端の製造プロセス装置や評価・分析装置群をセンターに整備し、これを活用した産業界の研究開発や人材育成の支援を実施します。本発表では、本プラットフォームの概要や、拠点が目指しているものについて紹介いたします。

「評価事例のご紹介」

 本発表では、MPI事業と密接に関係する材料診断技術について、ご紹介させて頂きます。これまで私たちは、企業が抱える有機材料に係るさまざまなお困りごとについて、独自技術やさまざまな装置群を用いた多角的な分析・解析技術によって解決のお手伝いをさせて頂いてきました。この材料診断技術について、事例を交えたいくつかの技術紹介と、さらにはMPIプラットフォームで整備される機器によって拓ける材料診断の新たな展開について、報告いたします。

(2)招待講演

 講師:一般財団法人日本規格協会 標準化アドバイザー  山野芳昭(千葉大学名誉教授)

「新市場創造型標準化制度の紹介-自社の優れた製品・技術の標準化を考えよう-」
新しい市場のスタンダードを自ら作って、競争力を強化!

 国の「新市場創造型標準化制度」で企業自身が主導してJISを制定することによって、例えば信頼獲得やPR等が図れ、以って自社製品の差別化やブランド力・業績の向上等へもつながります。拡販用のビジネスツール等としても活用できて、中小企業や地場産業等にとっても大変に有用な策です。山口県内の方々は、標準化の活用をこの機会に是非一度検討してみて頂き度く存じます。

(3)山口県産業技術センター 技術報告会

[1] 研究開発・技術支援成果事例 8件

タイトル 所属 名前
3Dものづくり技術を活用した支援事例 加工技術グループ 松田 晋幸
衛星リモートセンシングの利用技術と活用事例 電子応用グループ 森 信彰
電気めっき法を用いたアルカリ水電解用非貴金属電極の開発 材料技術グループ 中邑 敦博
油水処理に適した新規油吸着材の開発 環境技術グループ 小川 友樹
鯨油の水素添加反応とその活用法 環境技術グループ 岩田 在博
廃棄物埋立地用硫化水素抑制剤の開発 環境技術グループ 猪野 陽佳
オリジナル石鹸の開発 デザイングループ 原 涼輔
山口県茶葉を用いた和紅茶の開発
~原料の保存方法による香り・水色・味への影響~
食品技術グループ 種場 理絵

[2] 開放機器紹介 6件

機器名 用途
スパーク放電発光分光分析装置 固体金属試料(鉄鋼材料、アルミニウム合金、銅合金)の成分分析
波長分散型蛍光X線分析システム(上面型) バルク・粉末試料の組成分析(定性・定量)
波長分散型蛍光X線分析システム(下面型) 液体試料の組成分析(定性・定量)
薄膜用摩擦摩耗試験機 材料表面の摩擦摩耗特性を評価
卓上射出成形機 短冊試験片とダンベル試験片の射出成形
小型レーザー加工機 樹脂(アクリル)・ゴム・木材等への彫刻・カッティング

[3] グループ紹介 7件

 加工技術グループ、設計制御グループ、電子応用グループ、材料技術グループ、環境技術グループ、デザイングループ、食品技術グループの紹介
 

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