[次第] (敬称略)
開会挨拶(13:30~13:35)
産業技術総合研究所 中国センター 所長 田澤 真人
講演1(13:35~14:05)
「産総研における材料診断プラットフォームの取り組み」
産総研 機能化学研究部門 化学材料評価グループ 研究グループ長 水門 潤治
産総研では、高分子材料のサプライチェーンにおける品質や耐久性に関する課題に対応可能な「材料診断プラットフォーム」の構築に向けた取り組みを強化している。本講演では、本プラットフォームのコンセプトと耐久性向上や寿命予測につながる材料診断技術の事例について紹介する。
講演2(14:05~14:25)
「材料診断による地域企業支援」
産総研 機能化学研究部門 高分子化学グループ 主任研究員 大石 晃広
産総研の取り組む材料診断技術は、高分子材料を扱う企業との連携において広く活用されている。これらの技術を地域企業へ展開し、課題解決に貢献するためには、地域企業と連携している公設試とのネットワーク、連携が重要である。本講演では、産議連高分子分科会での取り組みと公設試を介した地域企業との連携事例について紹介する。
休憩(14:25~14:35)
講演3(14:35~15:15)
「FT-IR/顕微FT-IRの基本的な分析解析テクニックと製品分析への応用」
(株)パーキンエルマージャパン ディスカバリー・アナリティカル・ソリューション事業部
アプリケーションリサーチラボ スペシャリスト 新居田 恭弘
FT-IRは短時間でデータが得られることから、異物分析、原料の受入れ検査、品質検査等、幅広い分野で活用されている。更に顕微FT-IRを組み合わせて、最小10μmの異物分析や、多層膜解析、樹脂の劣化解析等が可能である。本講演では、FT-IR / 顕微FT-IRの原理、仕組みに加え、測定するためのノウハウを紹介する。
講演4(15:15~15:45)
「分光法とデータマイニングによる高分子複合材料の構造解析」
産総研 機能化学研究部門 高分子化学グループ 主任研究員 渡邉 亮太
分光法は、高分子材料の分析手法として構造解析、添加剤分析、反応機構解明など幅広い分野で活用されている。本講演では、分光法で得られるスペクトル解析に二次元相関法を適用した「二次元相関分光法」により、高分子複合材料の界面相互作用を評価した事例について紹介する。
全体質疑応答およびアンケート(15:45~16:05)
閉会挨拶(16:05~16:10)
鳥取県産業技術センター 理事長 福岡 悟
見学会(2班に分けます)
16:10~16:35
第1班:装置(FT-IR)見学、第2班:鳥取県産業技術センター事業紹介
16:35~17:00
第1班:鳥取県産業技術センター事業紹介、第2班:装置(FT-IR)見学
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