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【3Dプリンタ関連技術】
現在、3Dプリンタは、基本特許が切れたため、低価格の製品が相次いで発売され、急速に普及が進んでいます。また、造形品の精細度だけでなく、材料や色の多様性も向上しており、今後、その応用分野はますます拡大していくものと考えられます。本メルマガ5月号では、3Dプリンタ関連技術に関する研究開発事例や、産総研での研究成果についてもご紹介いたします。
(3Dプリンタの概要)
■話題の技術、徹底解剖! 3D PRINTERにできること
日本が誇るものづくりに新たな推進力を与える次代の「工法」の魅力から普及における課題などを紹介しています。
■3Dプリンタから生まれる今後のものづくりのあり方を考察した「新ものづくり研究会」の報告書
経済産業省で平成25年10月より開催してきた、3Dプリンタが生み出す付加価値と、今後のものづくりの方向性を考察した報告書を見ることができます。
■光造形用樹脂の最近の進歩と開発動向
本記事では光造形装置の市場での推移、光造形物の用途、光造形用樹脂の歴史等を紹介しています。
■ものづくりにおける3Dプリンタ ~ドイツの取り組み等から~
本資料では3Dプリンタ分野におけるドイツの動向を紹介し、日独比較を交えて考察しています。
■3Dプリンターの歴史
本資料では3Dプリンタの歴史について簡潔にまとめています。
■3Dプリンターの種類 (熱溶解積層、光造形、粉末焼結、インクジェット、プロジェクション、インクジェット粉末積層)
本資料では3Dプリンタの種類を列挙して、それぞれの特徴について概説しています。
(医療への応用)
■生体組織工学用担体の積層造形技術
本記事では光造形法、粒子堆積法、粉末固着積層法、粉末焼結積層造形法等を高代謝速度組織再構築のための担体の造形へ応用する研究事例を紹介しています。
■三次元造型の再生医療への利用
本論文ではヒトの様々な組織臓器の組織工学的再構築における三次元造型プロセスの適用について検討を行っています。
■インテリジェント手術室と再生医療:次世代再生医療支援環境の構築にむけて
本記事では東京女子医科大学により開発されたインテリジェント手術室を概説するとともに、三次元データを元にした、ミクロンのレベルで微細制御された多孔質の細胞培養用足場が可能になったことも記しています。
■石膏系三次元プリンタにより作製されたコンピュータ骨造形モデルの臨床活用
本論文では石膏系の三次元プリンタを用いて骨造形モデルを作製し、その臨床応用について検討しています。
(医療応用以外)
■マルチポリマー・マイクロ光造形法(造形システムの試作と光MEMSへの応用)
本論文では試作したマルチポリマー・マイクロ光造形システムについて紹介しています。さらに、屈折率の異なる2つの樹脂を用いて、種々の光導波路を作製し、その機能についても紹介しています。
■導電性高分子からなる微小立体構造物の光造形
本論文では電導性高分子の光増感重合により微小な立体構造を得るための、新規な光造形システムについて紹介しています。
■選択的レーザ焼結間接法で作製したステンレス鋼粉末成形体への銅合金溶浸
本論文では樹脂複合化ステンレス鋼粉末で作製したグリーン体へ、Cu・Sn 合金を溶浸させる実験を通して、溶浸体の断面組織、寸法変化、機械的性質等の諸性質におよぼす熱処理温度の影響を調べています。
■鋳造技術における3Dプリンタの活用
産総研では企業等と共同で耐熱積層材料開発を行って、これまで不可能であった高融点金属(鋳鉄・鋳鋼・チタン合金)鋳造を実現しました。
■3Dプリンタのための電子透かし技術
産総研では元の形状を微小変形して秘密情報を埋め込み3Dメッシュモデルの電子透かしを作成する技術を開発しました。
■3Dプリンターが拓くものづくり技術の新展開
産総研では3Dプリンタがこれまでの加工法では困難であった複雑形状の部材を一体で成形できることなどを紹介しています。
■真空を利用したレーザー金属積層技術 ~ALPROTプロジェクトから~
産総研ではパルスレーザーを用いて真空環境下においても動作可能な粉末焼結積層造形機構を開発しました。
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