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サイバネティックヒューマンHRP-4C |
「第4回 ロボット大賞」審査委員会による審査の結果、産総研は、サービスロボット部門「優秀賞」に選ばれ、2010年11月26日に日本科学未来館で開催された表彰式において表彰されました。
本表彰制度は、活躍したロボットの中から将来の市場創出への貢献度や期待度が最も高いロボットを選定し、表彰を行うことにより、我が国のロボット技術の革新と用途拡大及び需要の喚起を促すことを目的として、2006年以来実施しています。
受賞対象名: サイバネティックヒューマンHRP-4C
概要:
産総研で開発されたサイバネティックヒューマンHRP-4Cは、人間に近い外観・形態を持ち、人間に極めて近い歩行や動作ができ、さらに音声認識などを用いて人間とインタラクションできるヒューマノイドロボットです。愛称を未夢(みーむ)といいます。身長158cm、関節位置や寸法は日本人青年女性の平均値を参考にしました。産総研で開発した二足歩行ロボットの制御技術を適用することによる人間に極めて近い動作、および音声認識にもとづく応答動作などの特長を生かして、これまでにも、様々なクリエイターの方々と共同で、MC、ファッションモデル、歌手、女優、ダンサー等として活躍してきました。コンテンツを入れ替えることで、様々な役割を果たせるのが未夢の特長です。今後も、日本を活性化するロボットサービスの創出に貢献していきます。
詳細情報: 人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功(2009年3月16日発表プレスリリース)