2011/10/28
平成23年度工業標準化事業表彰およびIEC1906賞を受賞
平成23年10月17日に都市センターホテルにて開催されました「標準化と品質管理全国大会2011」におきまして工業標準化事業表彰式が行われ、「平成23年度国際「平成23年度国際標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)」を持丸 正明(デジタルヒューマン工学研究センター 研究センター長)が、標準化貢献者表彰(産業技術環境局長表彰)」を氏家 弘裕(ヒューマンライフテクノロジー研究部門 研究グループ長)および野中 秀彦(標準・計測分野研究企画室 研究企画室長)が受賞しました。
また、IEC(国際電気標準会議)からの「IEC1906賞」を山崎 裕文(エネルギー技術研究部門 研究グループ長)が受賞しました。
国際標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)
持丸 正明(デジタルヒューマン工学研究センター 研究センター長)
[受賞理由]
ISO/TC159/SC3(人体計測と生体力学)の国際議長、WGエキスパートを務め、製品開発に不可欠な人体測定に関する国際規格開発に多大な貢献。また、昨年度、幼児の火遊びによるライター火災での死亡事故低減のため、ライターJIS原案作成委員長に就任し、ライターの幼児対策(チャイルドレジスト機能)安全仕様などのJIS原案を迅速にまとめ上げ、幼児の安全対策に大きく貢献。
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標準化貢献者表彰(産業技術環境局長表彰)
氏家 弘裕(ヒューマンライフテクノロジー研究部門 研究グループ長)
[受賞理由]
ISO/IWA3(国際ワークショップ合意)のとりまとめに関与したことを契機に、ISO/TC159/SC4(人間とシステムのインタラクション)において、映像の生体安定性に係るSGのリーダ、ISO/CD TR9241-331(裸眼3Dディスプレイの光学特性)のコエディタ、ISO/CD 9241-391(光感受性発作軽減のための要求事項、分析及び適合性試験方法)のプロジェクトエディタを務め、国際標準化の推進に貢献。
野中 秀彦(標準・計測分野研究企画室 研究企画室長)
[受賞理由]
ISO/TC201(表面化学分析)の国際幹事、同SC6(二次イオン質量分析)の日本のエキスパート等として、先端的な鉄鋼材料、半導体、有機薄膜デバイス等の表面化学分析の分野の国際規格の開発に貢献。加えて、ISO/TC12(量及び単位)国内委員会の委員として量及び単位の国際規格の開発、普及等にも貢献。
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IEC1906賞:
山崎 裕文(エネルギー技術研究部門 研究グループ長)
[受賞理由]
IEC61788-17(超電導-第17部-電気特性試験方法-大面積超電導薄膜の局部的臨界電流密度とその分布)に関するTC90/WG8の専門家として標準化活動に貢献。
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左から 氏家研究グループ長、持丸研究センター長、野中研究企画室長、山崎研究グループ長 |
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