活断層・地震研究センター
澤井祐紀 主任研究員、宍倉正展 研究チーム長、佐竹健治 教授(東京大学)、行谷佑一 研究員、岡村行信 研究センター長
「日本海溝における巨大津波の復元方法の開発」
過去の津波が残した「津波堆積物」に注目し、その分布範囲から貞観地震による津波の浸水域を復元した。さらに、化石の記録から地震時の地殻変動を推定した。これらの地質調査に基づいて数値シミュレーションを行い、貞観地震の規模をM8.4以上と具体的に示した。さらに、同様の津波が450年~800年間間隔で発生していたことを解明した。
|