2024年12月10日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)と超伝導量子コンピュータの世界的リーダーであるIQM Quantum Copmuters(IQM)は、日本における量子技術の産業化に向けた協力を強化するための覚書(MOU)を締結しました。
このパートナーシップは、量子プロセッサのパフォーマンスとスケーラビリティを強化しながら、量子ハードウェア開発、アルゴリズムの最適化、エラー軽減、量子機械学習の共同の取り組みなど、幅広い分野にも焦点を当てます。
また、産総研の研究ノウハウとIQMが有する世界トップクラスの技術力を活かして、フルスタック量子コンピュータを提供し、量子コンピューティングの実用化を様々な産業で進めていきます。
本提携は、日本の量子化への取り組みを強化することで、量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)の強みである評価テストベッド、デバイス製造機能、ハイブリッドコンピューティング環境の推進などを活用します。
両機関の協力体制の強化は、今後も加速し続ける量子技術の産業化における新たな技術開発や市場創造につながることが期待されます。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター 企画室
E-mail:M-G-QuAT-plan-ml *aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)