株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀、以下「みずほ銀行」)と国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長:中鉢 良治、以下「産総研」)は、地域中核企業の育成支援、および先端技術を有する成長産業の開拓を目的とした連携協定(以下、「本協定」)を本日締結しました。
みずほ銀行は、国内トップクラスの顧客基盤や国内外の拠点ネットワークを有する日本のリーディングバンクとして、強みである産業・業種の知見を活かしたコンサルティング機能や金融仲介機能の発揮に努め、企業の皆さまのあらゆる金融ニーズに積極的に対応しています。
産総研は、経済産業省所管の国立研究開発法人であり、2,000人超の研究者を擁する国内最大級の公的研究機関です。産業技術政策の中核的な実施機関として、日本の産業競争力を強化していくために、社会・産業ニーズを踏まえた世界最高水準の研究と、その成果の社会への橋渡しに取り組んでいます。
本協定による産学官金連携によって、地域に遍在する特定の製品分野でトップクラスの世界シェアを確保する企業の育成支援を行います。また、双方の持つ先端技術の情報や産業知見を活用し、新たなサービスを開拓・創出する成長産業の育成・発展に貢献します。
具体的には、ビジネスマッチングイベントの開催による取引先の相互紹介や合同勉強会の開催等による相互理解を通じて、みずほ銀行と産総研が共同で企業の課題解決を支援します。
みずほ銀行と産総研は、日本の潜在成長率の底上げを目指すイノベーションの推進が、地域における企業の成長・日本経済の発展に寄与するとの認識に基づき、「地方創生」に向けたさまざまな取り組みを進めています。
本協定の締結もこうした取り組みの一環であり、地域中核企業の育成支援や、先端技術により新たなサービスを創出する成長産業の開拓を通じて、日本経済の発展に貢献していきます。
|
調印式の様子
(左)産総研 中鉢理事長 (右)みずほ銀行 藤井専務取締役 |