独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】（以下「産総研」という）は、このたびつくばセンターつくば中央入口（正門前）にシンボルマークをデザインした、モニュメントを設置することになりました。
シンボルマークは、産総研（ＡＩＳＴ）のイニシャル「Ａ」をフォルムとしてとり入れたもので、アルファベットの最初の文字に、常に先端を切り開く産総研の姿勢を表したものです。石材として筑波山地を構成する稲田みかげ石（花崗岩）を利用し、地域産業との融合も考えています。シンボルマークを、そのまま立体的な彫刻としたものは大変珍しいものです。
また、同時に産総研として唯一の公開施設である「地質標本館」も、地質標本館の名称を刻んだ門柱（高さ 約5ｍ，巾 約60cm）を設置します。モニュメントと同様、稲田みかげ石が使用されていますが、門柱の中央を細粒のみかげ石の岩脈が貫いている、標本としても大変珍しいものです。
これらのモニュメント及び門柱が、つくばにおける産総研及び地質標本館のランドマークとなればと、願わずにはいられません。
１１月５日に除幕式を予定しております。