国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)材料・化学領域【領域長 村山 宣光】とエレクトロニクス・製造領域【領域長 金丸 正剛】は、2016年1月27日(水)~29日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)東4~6ホールおよび会議棟で開かれる「nano tech 2016 第15回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(以下「nano tech 2016」という)」に産総研ブースを出展し研究成果の展示を行います。
nano tech 2016の産総研ブースの位置は「5R-24」で、その12×15 mのブース面積で40件の研究成果を展示します。その中で特別展示として、2020年東京オリンピック・パラリンピックでの実用化を目指し、さらにスポーツを通した健康増進に貢献することを目的とした、産総研のスポーツ素材関連の研究成果4件を展示します。
産総研ブース全体(左)と特別展示の展示台(右)のイメージ
nano tech 2016について
nano tech 2016は、27カ国・地域から約1300の企業・団体が出展する、世界最大級のナノテクノロジーに関する展示会で、約5万人の来場者が見込まれています。産総研は、研究成果の情報を発信するのに重要な場と考え、この展示会には、第1回より継続して出展してきました。
今年度から第4期中長期計画期間に入った産総研は、革新的な技術シーズを事業化につなぐ「橋渡し」の役割を果たすことを目標としています。そのため、研究成果を広く発信することを目的に、今年度のnano tech 2016でも大規模な展示を行います。これまでプレス発表した素材技術や最新の材料・ものづくり・計測技術をはじめとする研究成果を、試作品やデモンストレーションにより展示、紹介します。
展示の内容
① 時代を切り開く新材料 (12件、内4件は特別展示:スポーツ素材関連)
② デバイス・計測・加工技術 (13件)
③ ここまできたカーボン実用社会 (4件)
④ 期待の最新ナノテクノロジー (11件)
①~③は、パネル展示による紹介に加え試作品の展示やデモンストレーションを行います。また、今回の出展での特別企画として、産総研の新素材研究をスポーツなどで活用することを目指し、4件のスポーツ素材関連の展示とデモンストレーションを行います。
表1 展示内容一覧
展示会当日の産総研ブースでは、実際に研究開発を行っている研究員が説明します。また、技術相談用のスペースも設けており、展示された研究開発についての詳細な相談や共同研究についての相談も受け付けます。
お問い合わせ
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
材料・化学領域研究戦略部 研究企画室
〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第1
TEL:029-862-6031 FAX:029-862-6048
E-mail:mc-liaison-ml(a)aist.go.jp
※(a)を@に置き換えてください。
エレクトロニクス・製造領域研究戦略部 研究企画室
〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第1
TEL:029-862-6592 FAX:029-862-6048
E-mail:rp-eleman-ml(a)aist.go.jp
※(a)を@に置き換えてください。