2024年12月10日、産業技術総合研究所（産総研）とBluefors社は、量子技術の産業化に向けた連携の強化に向けた研究協力覚書（MOU）を締結しました。量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター（G-QuAT）の機能である評価テストベッドや量子コンピュータの大規模システム技術と、Bluefors社の持つ無冷媒式希釈冷凍機のシステム化技術の連携により、冷凍機内部の素子・部材の技術開発を含め、次世代の超大型無冷媒希釈冷凍機の開発に向けて総合的に協力していきます。
ブルーフォース社の最高技術責任者（CTO）であるDavid Gunnarsson氏からは、「産業技術総合研究所とブルーフォース社はすでに優れた協力関係にあるため、両者間で覚書を締結しました。極低温インフラの強化は、量子技術の産業化に向けた重要なステップです。この覚書に基づく協力関係には大きな可能性があると考えており、大規模な量子計算に向けた次のステップとなるソリューションの開発に取り組むことを楽しみにしています」とコメントが寄せられています。
両機関の協力体制が強化されることにより、今後ますます加速する量子技術の産業化の取り組みにおいて、新たな技術的展開や市場創出が期待されます。
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G-QuATセンター長 益 一哉
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Bluefors CEO Rob Blauwgeers
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国立研究開発法人 産業技術総合研究所
量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター 企画室
E-mail：M-G-QuAT-plan-ml*aist.go.jp（*を@に変更して使用してください。）