- 社会課題解決に大きな影響を与えるような独創的な研究テーマを若手から募集し、採択されたテーマの社会実装化に向けた研究支援を実施
- トップ研究者による伴走、日本最高峰のAI用スーパーコンピューターなど産総研の共用施設を無償利用、1プロジェクトにつき300万円の支援
- 令和5年度はAIやバイオインフォマティクスの研究テーマを募集
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、「産総研」という)では、ディープテック分野の研究開発を積極的に推進し、社会課題解決を目指しています。そこで、若手人材の持つディープテック分野の独創的な発想や優れた技術シーズを掘り起こし、具現化するための研究開発支援として、「覚醒プロジェクト」を開始します。本プロジェクトによる若手人材への支援により、プログラム作成、論文、研究発表などの成果が創出され、将来的には産業界への優秀な研究人材の輩出が期待されます。なお、このプロジェクトの詳細と応募要領を覚醒プロジェクトの公式Webページ(https://kakusei.aist.go.jp)に掲載し、募集を開始しました。
ディープテック・スタートアップに挑戦する独創的な発想を持つ若手人材にとって、その発想を形にするための研究開発を行って技術シーズ化するためには多くの障害があり、独力で技術シーズ化の競争を勝ち抜くことは困難を極めます。経済産業省では世界で戦えるディープテック・スタートアップを創出することを目指し、関連施策を推進しています(経済産業省 産業技術環境局、令和5年2月20日、「ディープテック・スタートアップ関連の施策集」)。この一環として、産総研ではディープテック分野の高度研究人材を育成するため、本研究開発プロジェクトを創設しました。
【対象者】
高等専門学校専攻生、大学院生、ポスドクなど、高専、大学、研究機関、企業等に所属する35歳未満の個人もしくはグループ(2023年4月1日時点)
【応募締切】
2023年10月13日(金)
【書面・面接審査】
2023年10月中旬〜11月初旬
【研究開発期間】
2023年11月予定〜2024年7月31日(金) 約9ヶ月間
【支援内容】
・1プロジェクトあたり300万円程度の事業費を支援
・AI橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure, ABCI)など、産総研保有の最先端施設を無償利用
・トップレベルの研究者であるプロジェクトマネージャー(PM)による指導・助言
・事業終了後もPMや参加者による情報交換の場(アラムナイネットワーク)への参加
【応募方法などの詳細】
本プロジェクトのHP(https://kakusei.aist.go.jp)をご確認ください。
なお、本研究事業は、産総研から株式会社角川アスキー総合研究所が受託し、角川アスキー総合研究所が実施するものです。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
ブランディング・広報部 報道室
E-mail:hodo-ml*aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)