産総研と国立大学法人 熊本大学(以下、熊本大学)は、産総研の技術や施設、人材などを活かして、平成28年熊本地震からの早期復興に向けた連携・協力に関する基本協定を平成28年9月20日に締結しました。
この協定に基づき、研究施設が被害を受け、実験や学位論文の執筆などに支障が生じた熊本大学の大学院生などを産総研で受入れ、産総研リサーチアシスタント(RA)制度などを活用して、引き続き研究活動が行えるよう支援しています。平成28年11月から受入れを開始し、これまでに、4名の熊本大学の学生が産総研で研究に取り組んでいます。(11月25日現在)
また、協定に基づき、産総研と熊本大学が連携・協力して、被災した地域の産業復興のため、中小企業を訪問して技術的支援も実施しています。