ものづくり先端技術研究センターでは、コンピュータやプログラミングの専門家ではない中小製造業者の方が、自ら業務用アプリケーションを短期間・低コストで開発するためのシステムとして、
MZ Platform [ PDF:509KB ]を開発し、2004年6月30日より無償公開しています。詳細はものづくり先端技術研究センターホームページをご覧頂くとして、ここでは、その概要について説明いたします。
MZ Platform利用希望者は、MZプラットフォーム研究会に会員登録する必要があります。仮登録はものづくり先端技術研究センターホームページから行えます。MZプラットフォーム研究会の入会金および会費は、無料です。ただし、会員は、自らの意思に基づき金1万円を一口として、MZプラットフォーム研究会に寄付することができます。
仮登録が済むと、MZ PlatformインストールCDと登録申込書が郵送されます。インストールすると、ライセンス申請ファイルが生成されますので、それをmzlicense@m.aist.go.jpあてに送信してください。同時に、登録申込書に必要事項をご記入の上、MZプラットフォーム研究会あてに郵送してくださるようお願いします。後日、ライセンスファイルがメールで送られます。
無料です。ただし、送付のための郵送費やMZ Platformインストールメディア(CD-R等)の実費はご負担いただきます。
- OS: Windows 2000またはWindows XP(Windows 2000 ProfessionalまたはWindows XP Professional推奨)
- CPU: Pentium-4 1.8GHz以上推奨
- メモリ: 512MB以上推奨
- HDD: 150MB以上の空き容量
- 画面解像度: 1024x768ピクセル以上推奨
- グラフィックボード: OpenGL対応
- ネットワークカードおよびCD-ROMドライブ必須
再配布
MZ Platformの再配布を希望する場合は、産総研イノベーションズへご連絡下さい。
パッケージ内容
- MZ Platform本体(図1)
- アプリケーション開発ガイド
- アプリケーション開発チュートリアル
- コンポーネントマニュアル(HTML)
- コンポーネント開発キット
- コンポーネント開発ガイド
- MZ Checker(図2)
- 工程管理システム簡易版(図3)
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図1 MZ Platform
コンポーネントと呼ばれるソフトウェア部品を組み合わせることによってアプリケーションを開発し、これを実行するシステムです。
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図3 工程管理システム簡易版
生産計画のデータベース登録を行うとともに、工程の負荷状況をガントチャートや棒グラフで表示するアプリケーションです。
ネットワーク経由で連携させることもできます。
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