ジョセフソン電圧標準素子20181113007
直流電圧の国家標準に使用されているプログラマブル型ジョセフソン電圧標準素子です。約50万個の窒化ニオブ超伝導体製ジョセフソン接合が集積されており、約10 Vまでの任意の量子化電圧を発生可能です。
電流の単位であるアンペアの新たな定義は電気素量が基準となりました。 これまでは、定められた力を及ぼし合う2本の直線導体を流れる電流として定義されていましたが、実用的には電圧(ジョセフソン効果)と抵抗(量子ホール効果)からオームの法則を用いた組立て量として実現されてきました。新たな定義により、単電子ポンプを用いた次世代の量子電流標準の実現も可能になるなど、微小電流計側の高精度化や新技術分野の開拓が期待されます。
画像サイズ |
1515×1253(1.03MB) |
整理番号 |
20181113007 |
領域 |
計量標準総合センター |
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