歯を30μm厚まで薄くする20161025001
人の親知らずを厚さ約30μmまで薄く平らにすり減らし、偏光顕微鏡下(直交ニコル)で観察した姿です。 エナメル質、象牙質、歯髄と、硬さの異なる部分を併せ持つ歯を、地質標本館室 地質試料調製グループ が開発した独自の研磨法(乾式研磨法による生体薄片試料の作製方法)で、均一な平面に磨きあげました。
古くから地質学分野で利用されてきた薄く平らにするという技術を、より精度の高い平面の作製や限界まで薄くする技術へと発展させて、岩石以外の試料作製に応用した1例です。
画像サイズ |
853×1280(174KB) |
整理番号 |
20161025001 |
領域 |
地質調査総合センター |
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