木製飛行機『飛竜』20160620008
第二次世界大戦中、物資の少ない時期に金属に替えて木材を素材とした飛行機を製作しました。
戦時中、寺院の鐘や学生服の金属製ボタンも軍需用に供出されるほどの金属不足に陥り、当時の政府は木製航空機の生産を計画しました。工芸指導所(当時)では、家具業者などの協力のもと、1945年に木製飛行機「飛竜」を完成させました。
この飛竜が実際に戦場で活躍した記録はありませんが、木材を曲面に成形する技術は、新たな家具製作技術として、戦後の貧しいわが国の産業を支えました。
画像サイズ |
833×458(891KB) |
整理番号 |
20160609003 |
領域 |
エレクトロニクス・製造領域 |
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