遺伝子組み換え植物を原料とした動物(イヌ)用の医薬品20160620003
遺伝子組み換えイチゴを原料とする、イヌの歯肉炎(歯周病)軽減剤を開発しました。
産総研北海道センターに竣工した完全密閉型遺伝子組み換え植物工場で、イヌインターフェロンαを産出する遺伝子組み換えイチゴから、イヌの歯肉炎や歯周病の予防・治療に効果がある薬をホクサン株式会社と共同で開発、2013年に製造販売承認を得て、商品化されました。
この植物工場は、遺伝子が外部に拡散しないよう完全に閉鎖された特殊な空間で、栽培された遺伝子組み換え作物を施設外にもち出すことなく医薬品原材料に加工できる世界初の施設です。遺伝子組み換え植物体を原薬とした動物用医薬品の商品化も世界初となりました。
※イヌインターフェロンα:抗ウイルス作用などを発揮するタンパク質。
画像サイズ |
2560×1920(5.04MB) |
整理番号 |
20160620003 |
領域 |
生命工学領域 |
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