特別企画「-前身機関誕生から135年- 歴史テーマを巡る」
広い研究ジャンルをもつ産総研は、実は歴史もとても長い研究所です。幾度もの統廃合を経て今の組織になりましたが、一番古い「地質調査所」の創立は明治15ですから、そこから数えると今年は135周年。
「サイエンス・スクエア」のヒストリーゾーンをスタート&ゴールにしたスタンプラリーを用意しました。
地質を調べて135年
地質調査所創立当時は、地質図を作成して鉱産資源開発を進め、富国強兵・殖産興業に貢献することが重要視された時代でした。今回の展示では1899年(明治32年)に初めてつくられた日本地質図や135年間の研究の集大成である最新の地質情報を展示し、地質調査の発展をご覧いただきました。
ETL(電気試験所)125年を電波にのせて
昨年2016年の電気試験所設立125周年を記念する1年間限定のアマチュア無線局(コールサイン8J125ETL)を公開運用します。NICTが所蔵している明治~大正時代の電気試験所の論文の展示や、電波をモチーフにした科学実験も!
≪出展協力: NICT電波研クラブ≫
69年間、日本の長さ測定を支えたメートル原器
サイエンス・スクエアにはメートル原器のレプリカが展示されていますが、一般公開では特別に本物を展示! 1960年に現役を退くまで日本のものさしのおおもとでした。現在は重要文化財として産総研に厳重保管されています。1日限りの限定公開!
▲ ページトップへ