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四国センター イベント

2024/06/04

「四国工業研究会講演会」のご案内
 国立研究開発法人産業技術総合研究所は、我が国最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」「社会実装」機能に注力しています。そのための体制として産総研のコア技術を束ね、その総合力を発揮する「7領域+G-QuAT」があり、全国12か所の研究拠点で約2400名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、ナショナルイノベーションシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。
 この講演会では、新たに健康医工学研究部門長に就任した大石部門長より健康医工学研究部門の今後の展望を、また今後発生が予想されている南海トラフ地震について、四国の特徴の含め紹介します。

開催概要   
日時 2024年7月8日(月) 13:45~
開催場所 産業技術総合研究所四国センター 講堂(オンラインのハイブリッド開催)
主催 四国工業研究会 共催:産業技術総合研究所四国センター
参加費 無料
申込方法 申込方法:申込フォームからお申し込みください。(7月3日(水)締切)

・お申し込み後にメールにて、接続先(Zoom)をご案内いたします。(13時30分より接続可能です)
・Zoomのフォームを使用しているため、会場参加を希望されている方にも、Zoomの参加URLが自動的 に送信されますので、ご了承願います。  

・登録いただきましたメールアドレス等の情報は、個人情報保護法のもと適切に管理し、本研究会に関する確認・連絡及び産総研主催のイベント案内にのみ利用します。
概要 13:45~13:50 開会挨拶 大西 芳秋 四国センター所長

13:50~14:20 大石 勲 生命工学領域健康医工学研究部門長 
        「産総研 健康医工学研究部門の紹介」
講演概要
 健康医工学研究部門は、つくばセンターと四国センターに研究拠点を置き、「百歳を健幸に生きるための技術開発」をスローガンに、少子高齢化にともなう社会課題の解決や健康関連産業創出に貢献する研究開発を行っている。令和6年度においては、医療機器やヘルスケアの技術開発とその社会実装活動強化、他領域と連携した拠点整備と体制強化、シーズ開発強化に向けた取組に力を入れていくとともに、4月から、四国センターに新たに1グループを発足させたので、今後の展望を紹介する。

14:20~15:20 藤原 治 地質調査総合センター 活断層・火山研究部門長 
        「四国の地震と津波」
講演概要
 災害を予測する際のキーワードに、どこで、いつ、どのくらい(規模、様相)があります。これらについて四国の特徴をお話しします。どこで:地震や津波はどこで起きる?南海トラフ地震と中央構造線が有名ですが、瀬戸内海の底にも活断層があります。これらの位置や過去の活動はどうやって調べているのでしょう。いつ: ある期間の発生確率(南海トラフ地震は今後30年間で70-80%)の推定や、南海トラフ臨時情報の発表はどうやって行われるのでしょう?予測値はどう受け止めるべきなのでしょう?どのくらい:地震や津波の規模はどうやって推定する?地震や津波でどんなことが起きる?それにどう備えるべきでしょうか?

15:20~15:25 閉会挨拶 槇田洋二 四国センター所長代理
国立研究開発法人産業技術総合研究所