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2016/11/21

『太陽光発電システムの保守 ・運用ノウハウと関連技術』ワークショップ 11月4日(金) 開催のご報告

 平成28年11月4日(金)に福島再生可能エネルギー研究所において、産総研と福島発電株式会社との共催ワークショップ「太陽光発電システムの保守・運用ノウハウと関連技術」を開催しました。
 本ワークショップは、同社が採択されている平成28年度の被災地企業のシーズ支援プログラムの一環として実施したもので、県内の太陽光発電事業関係者をはじめ定員を超える30名の方が参加し、講演者からの情報共有と意見交換がされました。

講演概要
 FIT(固定価格買取り)制度の導入により多くの太陽光発電所が稼動する中、各種不具合やその対応策(保守・運用)の重要性が増しており、適切なメンテナンスやその必要性について理解が必要となってきています。本ワークショップでは、4名の講師を招きし、保守・運用ノウハウに関わる情報を紹介頂きました。
  • 『福島空港メガソーラーにおける発電実績評価と不具合事例の紹介』
     【講演者】産総研再生可能エネルギー研究センター エネルギーネットワークチーム 中村 泰拓
  • 『モニタリングシステムの動向』
     【講演者】日本工営株式会社 電力事業本部 研究開発室 課長 小川 隆行 様
  • 『全天日射計 メーカー間比較』『屋外連続モニタリングの設計思想』
     【講演者】クリマテック株式会社 システム営業 田中 久則 様
  • 『I-V計測やバイパス回路点検用メンテナンス機器』
     【講演者】日本カーネルシステム株式会社 福島支店 副支店長 平尾 和幸 様
講演の様子
ワークショップの講演風景

国立研究開発法人 産業技術総合研究所